JRA北海道シリーズ札幌開幕
JRA北海道シリーズの札幌開催が7月30日に開幕。この日は開門の前から開催を待ち望んだ多くの競馬ファンが列を作っていた。
開門の際、先着5千名に札幌競馬オープニングデー来場記念として配布された、オリジナル扇子もあっという間に無くなったように、この日は1万2740名が来場。コース前の緑の芝生は敷物で埋め尽くされ、また内馬場にも札幌競馬場らしい光景と言える、テントが建てられて、のんびりと競馬観戦を楽しむ家族連れの姿も見られた。
今年、最初のメイクデビュー札幌(芝1500M)の勝ち馬となったのは、日高・三城牧場生産のミスパンテール(牝2・昆)。育成を手がけた日高・ファンタストクラブの米田喜彦育成広報は、「父(ダイワメジャー)の産駒らしい前向きさと完成度を感じさせていた馬でした。(後條)場長からも新馬戦向きとの評価をしていただけに、その期待通りの走りを見せてくれました」と話していた。31日に2鞍組まれたメイクデビュー札幌では、千歳・社台ファーム生産馬のソウルスターリング(牡2・藤沢和)、とビーチマリカ(牝2・加用)が共に優勝。ソウルスターリングはG1 10勝馬フランケル(牡8)の初年度産駒であり、産駒としては日本での初勝利となる。
また、31日に行われた、今年の札幌開催で初めての重賞競走となった、第64回クイーンステークス(G3)は、様似・出口繁夫牧場が生産した、9番人気のマコトブリジャール(牝6)が福島牝馬S(G3)に続く重賞2勝目をあげている。女性フリーパスとなったこの日は、女性を中心に1万8693名もの来場者があった。
JRA札幌シリーズは9月4日まで12日間の開催。連日のように様々なイベントが開催され、8月6日、7日の両日にはアンダルシアン ホースダンスショーが行われる。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.jra.go.jp/news/201601sapporo/index.html