軽種馬育成調教センターで馬場清め式
3月30日、浦河町西舎にある軽種馬育成調教センターは、屋内直線馬場南旋回場において、屋外馬場の開場に伴う人馬の安全を祈願する馬場清め式を行った。
馬場清め式には同センターの大平俊明理事長、高松勝憲場長、職員、JRA日高育成牧場の平賀敦場長、施設を利用するBTC利用者振興会の会員、メンテナンス業者の職員など約30名が参列。浦河神社の酒井乾司宮司の神事に従い、玉櫛をささげて人馬の安全、利用馬の活躍を祈った。
軽種馬育成調教センター調教場は平成5年10月に開場。総面積1500ヘクタールの広大な敷地には、イギリスのニューマーケット、フランスのシャンティイに匹敵する広大な草原を利用したグラス馬場、屋内1000m直線のウッドチップ馬場と600m砂馬場、1000m坂路馬場、屋外1600m、800mトラック砂馬場、1600m、1200m直線砂コースなど充実した施設を備える。
冬季間は屋内馬場の使用に限られていたが、3月28日に1600mトラック砂馬場、800mトラック砂馬場を開場。4月4日には1200m直線砂馬場と1600m直線砂馬場の開場が、5月中旬にはグラス馬場、坂路グラス馬場、芝2000m走路の一部の開場が予定されている。