馬産地ニュース

札幌競馬場で雪フェスタ開催

  • 2016年02月22日
  • スノーシューを履いた感覚は?
    スノーシューを履いた感覚は?
  • 疾走感溢れるツインスライダー
    疾走感溢れるツインスライダー
  • 様々な種類のソリが用意された
    様々な種類のソリが用意された
  • 雪の中からカプセル発見!
    雪の中からカプセル発見!

 2月20日、札幌競馬場で第67回さっぽろ雪まつりの協賛行事でもある「札幌競馬場雪フェスタ」が開催。まきばガーデン内には雪の遊び場である「スノーランド」が作られ、家族連れを中心に賑わいを見せていた。

 これまで札幌競馬場で行われてきた冬季イベントと言えば、馬がスキーを履いた子供たちを引っ張る「馬スキー」が知られている。また、ダートコース内で行われる馬ソリ、そしてスノーモービルを用いてのスノーチューブ試乗も人気を集めており、毎年のように馬とのふれ合いを求める家族連れが詰めかけていた。

 しかし暖冬かつ、雪の少ない今年は、ソリやスノーモービルが滑走出来るほどの降雪量が足りず、また季節外れの雨も降り続いた13日、14日の両日は、雪で作られた施設が崩壊する恐れもあったために、「雪フェスタ」のイベント自体が中止となった。

 しかし、この冬らしい寒さが戻り、しかも好天にも恵まれた20日はスノーランドがオープン。形状、素材など様々な種類の雪ソリに試乗できる「ミニゲレンデ」には、ソリを手にした子供たちが列を作り、また、全長20m程の傾斜が作られた「ツインスライダー」には、スノーチューブに乗った子供たちが、芝コースに向かって一気に駆け下りていた。

 「雪中宝さがし」では、積み上げられた雪の中にカプセルが隠され、子供たちが掘り出すというイベント。しかし熱中するがばかりに、いつしか雪を踏み固めてしまい、両親の力を借りてカプセルを掘り出す子供の姿もあった。

 その他にも「雪フェスタ」では、ふかふかの雪の上でも難なく歩けるスノーシューの体験や、屋外で冷えた身体を温めるコーンスープの無料サービスなども行われていた。また、20日に予定されていた「馬スキー」もコース内の雪不足で中止となったため、参加者たちは覆馬場内での体験乗馬を行っていた。