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ゴールドヘイローがイーストスタッドに移動

  • 2016年01月12日
  • イーストスタッドで種牡馬生活を続けるゴールドヘイロー
    イーストスタッドで種牡馬生活を続けるゴールドヘイロー
  • しっかりとした足取りで新天地に到着した
    しっかりとした足取りで新天地に到着した
  • 勝ち上がり率の高い種牡馬として人気を集めている
    勝ち上がり率の高い種牡馬として人気を集めている

 12月26日午前9時30分過ぎ、浦河町荻伏の日高スタリオンステーションに繋養されていたゴールドヘイロー(牡)が、浦河町西幌別にあるイーストスタッドに移動した。

 ゴールドヘイローは父サンデーサイレンス、母ニアーザゴールド、母の父シーキングザゴールドという19歳の三石町・中村和夫牧場生産馬。半兄には2001年の函館記念(G3)を制したロードプラチナム、近親には日本で大成功した種牡馬スキャンや世界的名種牡馬カーリアンなどがいる。

 ゴールドヘイローの競走成績は8戦5勝。2004年から中村畜産で種牡馬となり、2012年から日高スタリオンステーションで供用。2008年には地方2歳チャンピオンサイアーに輝いている。代表産駒は2013年の札幌記念(G2)、函館記念(G3)、鳴尾記念(G3)、ダービー卿チャレンジトロフィー(G3)を制して香港C(G1)で2着になったトウケイヘイロー、2014年目黒記念(G2)3着のプロモントーリオ、2012年北海道2歳優駿(Jpn3)2着のコスモコルデス、2008年エーデルワイス賞(Jpn3)2着のモエレオンリーワン、2007年エーデルワイス賞(Jpn3)2着のモエレプット、2008年平和賞優勝のチョットゴメンナなど多数。産駒の勝ち上がり率が8割を超える種牡馬として知られている。

 2016年の種付料は受胎条件30万円、出生条件50万円となっている。

 ゴールドヘイローの移動で日高スタリオンステーションに残っていた種牡馬の移動はすべて終了した。