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キャプテントゥーレがレックススタッドに移動

  • 2015年12月02日
  • レックススタッドに移動したキャプテントゥーレ
    レックススタッドに移動したキャプテントゥーレ
  • 新たな環境にもすぐに適応した
    新たな環境にもすぐに適応した
  • アグネスタキオンの後継として期待は大きい
    アグネスタキオンの後継として期待は大きい

 12月1日、安平町早来の社台スタリオンステーションで2012年から種牡馬生活を送っていたキャプテントゥーレ(牡10歳)が、新ひだか町静内のレックススタッドに移動した。

 キャプテントゥーレは父アグネスタキオン、母エアトゥーレ、母の父トニービンという血統の、千歳市の社台ファーム生産馬。母は2001年の阪神牝馬S(G2)勝ち馬で、半姉は2009年のセントウルS(G2)、2010年のシルクロードS(G3)を制したアルティマトゥーレ、半弟は2014年の新潟記念(G3)2着のクランモンタナ、半妹は2015年の桜花賞(G1)3着のコンテッサトゥーレ、祖母は1994年のフランスのムーランドロンシャン賞(G1)、京王杯スプリングC(G2)などを制したスキーパラダイスという一族になる。

 キャプテントゥーレの競走成績は20戦5勝。2歳から頭角を現し、2007年のデイリー杯2歳S(Jpn2)で重賞初勝利を飾ると朝日杯フューチュリティS(Jpn1)は3着。3歳時には2008年の皐月賞(Jpn1)に勝ち、父仔2代制覇を成し遂げた。古馬になってからは2009年、2010年の朝日チャレンジC(G3)を連覇した。

 初年度産駒は今年デビュー。52頭が血統登録され、これまでに9頭が勝ちあがり13勝を挙げている。2015年ファーストシーズンサイアーは9位に位置する。

 (株)レックスでは「環境の変化にも動じず元気いっぱいです。まだ10歳と若くこれからが楽しみな種牡馬です。母系も素晴らしいですし良い顔をしています。貴重なアグネスタキオンの後継として1頭でも多く活躍馬を送り出してほしいです」と期待をこめた。来年の種付料は受胎条件50万円に設定されている。