馬産地ニュース

日高町門別で馬魂慰霊祭

  • 2015年10月19日
  • 日高軽種馬農業協同組合門別支所に建立される馬魂碑
    日高軽種馬農業協同組合門別支所に建立される馬魂碑
  • 挨拶する門別軽種馬生産振興会の門別正会長
    挨拶する門別軽種馬生産振興会の門別正会長
  • 挨拶する門別軽種馬生産振興会の門別正会長
    挨拶する門別軽種馬生産振興会の門別正会長

 10月17日、日高町門別地区の牧場関係者で組織する門別軽種馬生産振興会(門別正会長)は、日高町門別にある日高軽種馬農業協同組合門別支所において、馬魂慰霊祭を開催した。

 馬魂慰霊祭には同振興会の門別会長、庄野宏志副会長や会員、日高軽種馬農業協同組合の高山和士理事、園田要診療事業部部長、(株)サラブレッド・ブリーダーズ・クラブの遠藤幹取締役、日本軽種馬協会静内種馬場の中西信吾場長、遊佐繁基種馬課長、日高町、門別町農業協同組合の職員など約20名が参列。参列者は富川神社の高橋秀徳宮司による神事に従い、二礼二拍手一礼の作法で拝礼し、牧場の安全、人馬の安全、関連馬の活躍を祈願した。

 門別会長は「本日は例年にないほどのすばらしい天気のもと、私にとっては会長3期目最後の馬魂慰霊祭に、皆様方におかれましてはお忙しいなか参列していただきありがとうございました。今日は各シンジケートの種牡馬、協会の種牡馬、会員の繁殖牝馬の霊を供養しました。馬魂慰霊祭を催すことで、われわれ振興会の馬が重賞を獲ったり活躍してくれればと思っています」とあいさつ。

 高山理事は「本日は各方面から関係団体の方々に足を運んでいただき感謝申し上げます。今年は近年になく日高産馬がG1に勝っています。大変名誉なことと喜んでおります。私たちのような小さな牧場でもチャンスはあると思います。馬魂慰霊祭を行うことや日頃から馬に対して感謝の気持ちをこめて取り組んでいけば、馬に思いが伝わっていくと思います」と参列者の労をねぎらった。