キリシマオジョウ「ひまわり賞」優勝祝賀会が開催されました~南九州連絡センター
8月29日、JRA小倉競馬場で行われた‘九州産馬2歳チャンピオン決定戦’「ひまわり賞」を圧勝したキリシマオジョウの優勝祝賀会が宮崎県都城市のホテルで開催されました。
地元九州の生産者にとって九州産限定競走は大きな励みであり、このレースに出走させることをひとつの目標に日々生産に取り組んでおられます。
今年の「ひまわり賞」を制したのはキリシマオジョウ、宮崎県都城市の土屋牧場の生産で父スクワートルスクワート、母ラッキービクトリー(母の父Dynaformer(USA))という血統、新馬戦に続き2連勝で見事九州産2歳チャピオンのタイトルを手にしました。
生産者でオーナーの土屋君春さんは「皆さまのおかげで優勝することができました。九州産限定レースは一般のレースと違い格別のものがある。今後は相手が強くなるが出来るだけ賞金を加算して、九州産馬代表として来年の「桜花賞(G1)」に挑戦したい。」と抱負を述べました。
祝勝会には地元の軽種馬関係者をはじめ約60名人が集まり、祝宴では特設モニターにレース映像が放映されると大歓声があがりました。また、地元の特産品などがふるまわれ、出席者全員が美酒に酔いしれました。
九州の軽種馬を取り巻く状況は依然として厳しい状況で、生産頭数は年々減少傾向にあり、このままでは九州産限定競走の存続すら危惧されるとことです。
そんな中、九州の生産者は伝統ある軽種馬の灯火を絶やさぬよう日々努力されています。
現在、キリシマオジョウは11月7日京都競馬場で行われるファンタジーステークス(G3)に向けて調整中とのこと、キリシマオジョウをはじめ九州産馬たちの活躍に期待したいところです。