ロードカナロアの故郷レディースツアーが行われる
9月4、5、6日の3日間、新ひだか町三石の牧場後継者らで組織する三石軽種馬生産振興会青年部(土田大介部長)は、ロードカナロアの故郷レディースツアー2015を行った。
このツアーは青年部がエスコートして有名種馬場見学や乗馬体験、牧場体験などができる女性限定のプレミアムツアー。昨年までは「オグリキャップの故郷レディースツアー」の名で続けられていたが、スタートから20年目を迎えた今年から、三石産馬としてオグリキャップ以来となる年度代表馬に輝いたロードカナロアの生まれ育った故郷を訪ねるツアーにリニューアルし、ツアー名も「ロードカナロアの故郷レディースツアー」に生まれ変わった。
全国から22名が参加したツアーでは、最初にロードカナロアが種牡馬生活を送る安平町早来の社台スタリオンステーションを訪問。ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライといったトップサイアーや、今年初年度産駒が誕生したオルフェーヴル、エイシンフラッシュ、世界ランク1位のジャスタウェイ、8月にスタッドインしたばかりのエピファネイアなどが展示され、ロードカナロアが披露された際には、社台スタリオンステーションの粋な計らいでツアー参加者との記念撮影が行われた。
2日目はツアー名にもなったロードカナロアを生産育成した三石川上のケイアイファームを訪問。ロードカナロアの母レディブラッサムや今春ケイアイファームで誕生したロードカナロアを父に持つとねっ仔などを見学した。また、夜にはバーベキューパーティーが行われ、三石が誇るブランド牛の「みついし牛」、甘みたっぷりの「みついしアスパラ」など、今が旬の地元食材が大盤振る舞いされた。
ツアーを主催した青年部は「参加者からは『ロードカナロアやその母や子供に会えて感動しました』という声を多数いただきました。今後も『馬産地から発信するファンづくり』をどんどん発信していきたいと思います」と話していた。