ウインバリアシオンのお披露目会が盛大に開かれました~東北連絡センター
8月30日、八戸家畜市場において、ウインバリアシオン(牡7歳)のお披露目会が開かれました。
東北近郊の生産者や熱心なファンの方が200人近く集まり、北は北海道から本州、関東、遠くは関西や岡山から駆け付けた方もいたそうです。
この日のために作成された特製パンフレットは飛ぶように入場者の手に渡り、企画した軽種馬農協の担当者も「大盛況だった、喜んでもらえてよかった」と胸をなでおろしていました。
時間通りに登場したウインバリアシオンの姿に、大きな歓声があがります。顔にはウインレーシングから譲っていただいたという、ジャパンカップ(G1)で使用したメンコがつけられ、ファンの方はいやが上にも盛り上がります。初めての場所にやや入れ込んでいたという同馬でしたが、立姿をお披露目し、並足で周回を繰り返すうちに大分落ち着いてきました。
その後、所有者であるスプリングファーム代表者より挨拶があり、同馬を引き取りたいと思った理由や経緯、種牡馬としての資質やアピールポイント、世話をしている時のエピソードや今後についてまで語ってくれました。
馬は終始堂々としていて、写真撮影にも動じることなくファンサービスもこなしていました。あまりに馬が大人しくてファンの方が近付いてしまうので、関係者の方が心配するほどだったとか。応援幕を広げての撮影時には、初めて会うファンの方が交代で写真を撮りあう光景も見られました。
近隣の生産者の方も「馬体も良いし、ハーツクライ直仔の種牡馬として期待している。北海道まで種付けに行かなくてよいのも助かるね」と目を細めていました。
これからは申請や検査等、種牡馬になるための本格的な準備に入ります。「無事に種牡馬として登録されたらすぐにお知らせします。待っていてください」と、牧場の方が伝えてくれました。
今後につきましては、またサイト上でお知らせします。