JRA札幌開催が8月1日に開幕。2日との2日間を合わせて3万1938人が札幌競馬場に足を運んだ。

   両日とも好天に恵まれたこともあってか、北海道開催らしい光景と言える芝生の上は敷物で埋め尽くされ、「UMAJO SPOT」が作られたもいわテラスからも、競馬観戦を楽しむ女性の姿も見られた。

   1日、2日の両日に行われたイベントが、アンダルシアンホースダンスショー＆撮影会。アンダルシアンが音楽に合わせて華麗なポーズを決める度に、会場となったパドックを取り囲んだファンからは大きな拍手が起こっていた。

   2日には、今年の札幌開催では初めての重賞競走となるクイーンS(G3)が行われ、新冠・北星村田牧場の生産馬であるメイショウスザンナが、デビューから37戦目で重賞初勝利をあげた。

   クイーンS(G3)のプレゼンターを務めたのはJRA-VANのイメージタレントでもある藤原竜也さん。藤原さんは全レース終了後にトークショーを行い、JRA-VANを中心としたデータを元に馬券を購入しているという話や、普段から競馬場にはよく足を運んでいるというエピソードなど、ステージに詰めかけたファンに競馬の魅力を語っていた。

   JRA札幌開催は9月6日まで全12日間に渡って行われ、16日にはエルムS(G3)、23日には札幌記念(G2)、30日にはキーンランドC(G3)、9月5日には札幌2歳S(G3)と、今後4つの重賞競走が開催される。また、29、30日には「2015ワールドオールスタージョッキーズ」も開催。4レースのポイント制による個人戦、そして「外国騎手・地方競馬代表騎手チーム」と「JRA代表騎手チーム」による、チーム対抗戦も行われる。