馬産地ニュース

日本軽種馬協会生産育成技術者研修第1回体験入学会実施

  • 2015年08月03日
  • 曳き馬乗馬を体験する体験入学会参加者
    曳き馬乗馬を体験する体験入学会参加者
  • 19頭の研修馬がいる厩舎や施設を見学
    19頭の研修馬がいる厩舎や施設を見学
  • ギャラリーを前に騎乗技術を披露する第37期研修生
    ギャラリーを前に騎乗技術を披露する第37期研修生

 8月1、2日、新ひだか町静内にある日本軽種馬協会静内種馬場研修所において、生産育成技術者研修の第1回体験入学会が実施しされた。

 体験入学会は研修内容や生産育成技術者の仕事への理解、進路参考を目的に年2回実施。第1回の体験入学会には、BOKUJOB関西フェアに参加して申し込んだものなどを含め4名が集まった。

 1日午後、研修所前に集合した4名は、講義室で石田牧彦教官、山本竜太教官の説明を受けながら研修ビデオを鑑賞。続いて、研修生活を送る寮や食堂、研修厩舎などの施設を見学し、夜は今年4月に入講した第37期研修生との懇親会が行われ、研修所で一夜を過ごした。

 2日目は早朝5時30分から第37期研修生の厩舎作業を見学。朝食後は覆馬場、屋外角馬場での騎乗訓練を見学した後、曳き馬乗馬を体験し、1泊2日の体験入学を終えた。

 生産育成技術者研修とは、競走馬の生産・育成関連の仕事に就業するための基礎となる知識、技術の習得を目的とした研修。約12か月の全寮制による団体生活を通じ、基本的習慣を身につけるとともに、同じ目的を持った強い仲間づくりを目指す。1990年に開講して以来、400名以上の人材を競馬サークルに送り出している。

 日本軽種馬協会では、8月8、9日に夏競馬開催中の札幌競馬場パークウインズ棟2階で開催されるBOKUJOBフェアにおいて、専門ブースを設けて午前9時から午後3時まで広報&相談コーナーを設置。研修事業の説明や希望者の相談などに応じる。第2回体験入学会は8月17、18日に行う。

 来年4月に開講する2016年(平成28年)第38期生産育成技術者研修の募集期間は8月3日から11月30日まで。研修に関する詳細は下記までお問い合わせください。

 公益社団法人日本軽種馬協会静内種馬場 研修課
 〒056-0144 北海道日高郡新ひだか町静内田原517
 TEL:0146-46-2845 FAX:0146-46-2336
 http://jbba.jp/training/boshu.html