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浦河町立馬事資料館で日本近代競馬史展が始まる

  • 2015年07月30日
  • 企画展が始まった浦河町立馬事資料館
    企画展が始まった浦河町立馬事資料館
  • 日本近代競馬史を紹介する75枚のパネル
    日本近代競馬史を紹介する75枚のパネル
  • 館内では歴史ある貴重な資料も公開されている
    館内では歴史ある貴重な資料も公開されている

 浦河町西幌別にある浦河町立郷土文化伝習館馬事資料館において、7月25日から馬事資料館企画展「日本近代競馬史展」が始まった。

 この企画展は浦河町町制100周年記念として、浦河町立郷土博物館が主催。日胆地区博物館等連絡協議会、浦河町立郷土博物館友の会が後援し、公益財団法人馬事文化財団JRA競馬博物館、JRA日本中央競馬会日高育成牧場が協力している。

 企画展では平成24年度にJRA競馬博物館で開催された近代競馬150周年記念特別展「日本近代競馬史展」で使用されたパネル75枚を展示。黎明期の近代競馬、競走体系の整備、アラブ競走と繋駕速歩競走、地方競馬の成立、交流競走の創設と拡大、勝馬投票法の変遷、発券方法の変遷とトータリゼータの導入、場外発売所と電話投票、国際競走の創設、騎手の交流、日本馬の海外遠征、公正な競走、薬物検査と発馬機の改良、免許制度と調整ルームなど、旧競馬法が制定された大正12年(1923)以降、目覚しい発展を遂げたわが国の近代競馬のさまざまなトピックスのほか、ワカタカ、カブトヤマ、カイソウ、ステイゴールド、スペシャルウィーク、アグネスワールド、エイシンプレストン、アドマイヤドン、ヴァーミリアン、ロッキータイガー、ライデンリーダー、ヴィクトワールピサといった名馬66頭を紹介している。

 企画展は9月23日まで。入場は無料。開館時間は午前9時から午後4時30分まで。休館日は月曜日(9月21日は開館)。