JRA北海道シリーズが開幕
本年度のJRA北海道シリーズが6月20日の函館開催を皮切りにスタート。20日、そして重賞函館スプリントステークス(G3)が行われた21日の両日共に好天に恵まれ、開幕を待ちかねた多くの競馬ファンが函館競馬場に足を運んだ。
20日に行われた、今年の北海道シリーズ最初の2歳新馬戦となるメイクデビュー函館では、浦河・大西ファーム生産のアルマククナ(牝2・中館)が優勝。2着のアムールブラン(牝2・高橋祥)共に育成調教を手かげてきたコスモヴューファームの岡田義広さんは、「2頭共に牧場にいた頃から調教が進んでおり、早い時期からの活躍を期待していました。函館開催でのデビューは目標としていたところでもあり、しかもこうして素晴らしい結果が残せたことは嬉しいですね」と笑顔を見せていた。
21日のメイクデビュー函館は、一番人気の支持を集めた早来・ノーザンファーム生産のオデュッセウス(牡2・手塚)、その期待に応えて優勝。また、同日に行われた函館スプリントステークス(G3)を制したのは、4番人気のティーハーフ(牡5・西浦)。現在は浦河・イーストスタッドで繋養される父ストーミングホームにとっては、これが中央での初重賞馬となった。
JRA北海道シリーズの函館開催は7月26日までの開催。8月1日から9月6日までは、舞台を札幌競馬場に移し、12週間に渡って熱戦が繰り広げられる。