2015年の産地馬体検査がスタート
4月14日、浦河町の日高総合育成施設軽種馬育成調教場(BTC)において、第1回北海道地区の産地馬体検査第1日目が行われた。
個体の特徴検査や目の検査などが行われる産地馬体検査であるが、本年度から血液の採取が無くなったこともあってか、検査もこれまで以上にスムーズに運んでいた。全ての検査が行われた後には、POG(ペーパーオーナーゲーム)媒体の取材陣が待ち構える場所へと馬を移動。立ち写真の撮影を行ったり、現在の調教の進捗状況といった取材も行われていたが、こちらもスムーズな進行が行われていた。
この日は90頭の2歳馬が検査に訪れていた。その中にはPOG的にも欠かせない種牡馬となったディープインパクト産駒、また本年度から初年度産駒をデビューさせるワークフォース、ベーカバド、ドリームジャーニー産駒の姿も見られた。
産地馬体検査を終えた育成牧場の代表は、「怪我や事故もなく、無事に検査を終えることができました。競走馬としての第一歩を記した形とはなりましたが、それでもこれからやるべきこともまだありますし、いい状態で厩舎へと送り出したいですね」と表情を引き締めていた。