カフェラピード が優駿スタリオンステーションにスタッドイン
新冠町にある優駿スタリオンステーションで、カフェラピード (牡7歳)が種牡馬として供用を開始した。
カフェラピード は父マンハッタンカフェ、母シンメイミネルバ、母の父カーリアンという新ひだか町のタイヘイ牧場生産馬。1歳下の半妹には2013年の阪神牝馬ステークス(G2)勝ち馬のサウンドオブハート、おじには2011年、2012年のマイラーズカップ(G2)連覇や2011年の京都金杯(G3)などを制したシルポートがいる。
カフェラピード の競走成績は5戦1勝。2010年8月に新潟でデビューし2着。2戦目で初勝利をあげた。このときの2着は後に重賞勝ち馬となるナカヤマナイトだった。大物感溢れるレース振りから将来を嘱望されたが、その後は脚部不安のため長期休養。3年以上のブランクを経て復帰したものの勝利はあげられなかった。
種付料は出生条件10万円に設定。優駿スタリオンステーションでは「皮膚も薄く柔軟性のある素晴らしい馬体の持ち主ですね。無事だったらかなり活躍できたのではないでしょうか。父マンハッタンカフェにカーリアン系繁殖牝馬との配合は、レッドディザイアや当スタリオンにいるジョーカプチーノと同じです。1頭でも多く交配できるようしっかり管理していきます」と話していた。