第58回串木野浜競馬大会が開催されました~南九州連絡センター
4月5日(日)、日本三大砂丘のひとつ、吹上浜の北端にある鹿児島県いちき串木野市の照島海岸で第58回串木野浜競馬大会が開催されました。
串木野浜競馬大会は半世紀の歴史のあるイベントで、まだ馬が輸送手段の主力をなしていた昭和33年に当時の荷馬車組合の花見の余興として馬を走らせたのが今日まで続けられています。
残念ながら今年は軽種のレースはありませんでしたが、照島海岸の約1500mを使い、午前にポニー、輓馬(農耕馬)、中半血種のそれぞれの予選レースが行われ、勝ち上がった馬たちが午後の決勝レースに駒を進めました。
ポニーのレースでは、スタート直後に逸走する馬や途中で動かなくなった馬を数人がかりでゴールまで引っ張る姿も見られ、ユーモラスなレースが展開されました。
一方、騎乗者の多くは子供たちでレースに望む姿勢は真剣そのもの、勝負服に身をまとい、本物のジョッキー顔負けの出で立ちでレースに望むと、結果に一喜一憂、中には今にも泣き出しそうな表情をしている子供もいました。
会場には地元物産展などが設置され、また、お楽しみ抽選会などイベント盛りだくさん!!
県内外から訪れた多くの観光客は他では見ることのできない砂浜でのレースに、声援や笑い声が上がり、大変盛り上がっていました。