札幌競馬場で「ダートコースで遊ぼう!ふれあい雪馬祭り」が開催される
2月14日、札幌競馬場の冬の一大イベントとなっている、「ダートコースで遊ぼう!ふれあい雪馬祭り」が開催された。
開催期間中は幾多の熱戦が繰り広げられていた札幌競馬場ではあるが、冬期間は芝やダートコースも一面の雪に覆われてしまう。その降り積もった雪を除雪、あるいは圧雪し、広大な札幌競馬場のコースで冬ならではのアクティビティを楽しもうということで始まったのが、ふれあい雪馬祭りである。
中でもスノーモービルが引っ張るゴムチューブに乗って、スタンド前を疾走するスノーモービル体験は、体感スピードでは実際のレースと遜色無いのではと言うほどの迫力が感じられ、試乗した子供たちは冬の寒さを吹き飛ばすほどの歓声をあげていた。また、年齢や性別に関係なく、誰もが楽しめるのが「馬そり」。こちらは試乗前から家族連れを中心に、行列が出来上がっていたほどの人気ぶりだった。
昨年、一般公募で馬名が決まったどさんこ馬のマカロンは、試乗会に登場。子供たちを中心に、引き馬をされながらでコースを歩き、その後はスキンシップにも務めていた。
15日にもイベントは予定されていたが、低気圧の急激な発達によって、札幌地方に暴風雪を伴う警報が発令された影響から、この日、開催される予定だった「体験!馬スキー!!」共に中止となっている。
札幌競馬場では22日にも「札幌競馬場雪合戦」として、雪合戦エキシビジョンマッチや、小学生雪合戦教室が開催。雪合戦エキシビジョンマッチでは、世界大会4度の優勝を誇る「JAL SKYWARD」と、前年の昭和新山雪合戦で優勝した「でぃくさんズ神出」の対決が行われる。
また、展示スペースでは今月いっぱいの予定で、ウイニングチケットが勝利した平成5年の日本ダービー(G1)のゴール前、そして故高倉健さんがプレゼンターを務めた、貴重な写真が飾られている。ぜひともパークウインズ札幌競馬場に行った際には足を止めて欲しい。