ホッコータルマエ優勝祝賀会が開催される
2月9日夜、浦河町の浦河ウエリントンホテルにおいて、第15回チャンピオンズカップ(G1)、第60回東京大賞典(G1)、第63回川崎記念(Jpn1)に優勝したホッコータルマエの優勝祝賀会が開催された。
祝賀会は荻伏軽種馬生産振興会(上山泰憲会長)の主催。祝賀会には馬主の矢部道晃氏、前馬主夫人の矢部スエさん、管理する西浦勝一調教師、主戦の幸英明騎手、生産した浦河町荻伏の市川久市川ファーム代表ら関係者や来賓、振興会会員など約220人が出席した。
祝賀会では主催者を代表して上山会長が挨拶。続いて関係者がステージで紹介して花束を贈呈した。また、生産者の市川ファームには日高振興局、浦河町、浦河観光協会から賞状と記念品が贈られた。
来賓祝辞では矢部オーナーと古くから付き合いのある元衆議院議員で現新党大地代表、十勝軽種馬農業協同組合の代表理事組合長も務める鈴木宗男氏が「道晃社長の父で前馬主の幸一さんも天国でレースを応援して、優勝を喜んでいると思います」と祝福。金岩武吉北海道議会議員、池田拓浦河町町長からもお祝いの言葉が送られた。
関係者が鏡開きをし、木村貢日高軽種馬農業協同組合代表理事組合長の乾杯で祝宴に入ると、大型スクリーンで第15回チャンピオンズカップ(G1)と第60回東京大賞典(G1)のレース映像を放映。ホッコータルマエのクオカードなどが当たる抽選会、物まね芸人ヒロ青山さんによる物まねショーなどの余興で盛り上がった。
矢部オーナーは「父は病床でもタルマエを気にかけていた。生きていれば西浦調教師、幸騎手、心からありがとう、そして日高の生産者ありがとうと言ったはずです」と謝辞。市川代表は「矢部社長、西浦調教師、幸騎手、そして牧場の基礎を築いた両親、支えてくれた妻、2人の牧場スタッフに感謝の気持ちでいっぱいです」と礼を延べた。
最後は谷川利昭ひだか東農業協同組合代表理事組合長が万歳三唱。「今日の祝賀会は3月のドバイワールドカップ(G1)の壮行会でもあります。ぜひ昨年の雪辱を果たしてほしい。そして、種牡馬になるときは、ぜひ浦河でお願いします」とエールを送った。