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ディープスカイがイーストスタッドに移動

  • 2015年02月02日
  • イーストスタッドに移動してきたディープスカイ
    イーストスタッドに移動してきたディープスカイ
  • 初年度産駒はまだ4歳、今後の活躍が期待される
    初年度産駒はまだ4歳、今後の活躍が期待される
  • アグネスタキオンが残した唯一の日本ダービー馬
    アグネスタキオンが残した唯一の日本ダービー馬

 1月31日、浦河町のイーストスタッドに、日高町門別のダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスからディープスカイ(牡10歳)が移動した。今季から生まれ故郷と同じ浦河の地で種牡馬生活を続ける。

 ディープスカイは父アグネスタキオン、母アビ、母の父チーフズクラウンという浦河町の笠松牧場生産馬。現役時代は栗東の昆貢厩舎に所属し、2008年に日本ダービー(Jpn1)、NHKマイルC(Jpn1)、神戸新聞杯(Jpn2)、毎日杯(Jpn3)などを制してJRA賞最優秀3歳牡馬に選ばれるなど、17戦5勝、2着7回、3着3回の成績を残した。

 現役引退後の2010年からダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスで種牡馬入り。現4歳が初年度産駒になる。

 移動当日の31日に京都競馬場で行われた梅花賞ではスピリッツミノルが優勝。未勝利戦から連勝し、ディープスカイ産駒として初の特別勝ち馬となり、クラシック戦線へ名乗りを上げた。

 事務局の(株)ジャパンレースホースエージェンシーでは「入厩した日に産駒が特別に勝利してくれて、とても縁起の良い特別な一日となりました。ディープスカイ自身も初勝利を上げるまで時間がかかったように、種牡馬として真価を発揮するのもこれからだと思います。生まれ故郷で心機一転、ますますの活躍を祈っております」と期待を込めた。種付料は受胎条件50万円、出生条件70万円に設定されている。

 イーストスタッドでは昨年から2006年の日本ダービー馬メイショウサムソンも繋養。今季から地元・浦河町生産である2頭の日本ダービー馬が種牡馬生活を送ることになった。