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「オグリキャップの故郷 レディースツアー」が行われる

  • 2014年09月08日
  • 社台スタリオンステーションに到着したツアー一行のバス
    社台スタリオンステーションに到着したツアー一行のバス
  • 参加者は無我夢中でカメラのシャッターを切った
    参加者は無我夢中でカメラのシャッターを切った
  • 厩舎では馬房でくつろぐ姿も見学
    厩舎では馬房でくつろぐ姿も見学

 9月5日~7日、新ひだか町三石の三石軽種馬生産振興会青年部(土田陽司部長)が主催する「オグリキャップの故郷 レディースツアー」が行われた。

 今年で19回目を迎えるツアーには、近年では最も多い25名が参加。すべて北海道外からでオグリキャップ世代から、ディープインパクト、オルフェーヴル世代まで幅広いファン層が集まった。

 ツアー一行は最初に人気種牡馬を多く繋養する社台スタリオンステーションを訪問。目の前にトップスタリオンが登場すると、参加者は無我夢中でカメラのシャッターを切った。

 1頭1頭出てくる種牡馬に対しては、事務局の三輪圭祐さんがプロフィールや産駒の特徴を丁寧に説明。今年デビューした初年度産駒が好調なハービンジャー、世界最高峰の欧州G1レースを驚異的なレコードで制覇したノヴェリスト、2011年のクラシック三冠馬オルフェーヴルを紹介すると、「わぁー」という大きなどよめきが起こった。

 ツアーはその後も、優駿スタリオンステーション、ケイアイファーム、レックススタッド、アロースタッド、ビッグレッドファーム、ブリーダーズ・スタリオン・ステーションなどを見学。ほかにも青年部との交流会やバーベキューパーティー、牧場作業体験、乗馬体験などを楽しんだ。

 ツアーを企画した同青年部事務局では「今年は例年以上に申し込みが多かったので20名の定員を25名に増やして対応しました。協力していただいた種馬場や牧場の関係者の方々には感謝申し上げます」とツアー参加者の満足そうな笑顔に胸をなでおろしていた。