馬産地ニュース

BTC育成調教技術者養成研修のOB・OG浦河会の懇親会が行われる

  • 2014年08月14日
  • 懇親会に集まったBTC研修OB・OGと記念撮影
    懇親会に集まったBTC研修OB・OGと記念撮影
  • お祝いに駆けつけた池田拓浦河町長
    お祝いに駆けつけた池田拓浦河町長
  • 乾杯の挨拶をする大平俊明BTC理事長
    乾杯の挨拶をする大平俊明BTC理事長
  • 熱い鉄板を囲みながら思い出話に花が咲いた
    熱い鉄板を囲みながら思い出話に花が咲いた

 8月13日、浦河町西舎にある「うらかわ優駿ビレッジAERU」のBBQハウスにおいて、BTC軽種馬育成調教センターの育成調教技術者養成研修修了生によるBTC研修OB・OG浦河会の懇親会が行われた。

 BTCの育成調教技術者養成研修は、強い馬づくりに欠かせない育成調教技術者を養成する目的で1992年に開講。スタートから21年が経ち、BTC近隣の育成牧場などで働く修了生は40名超を数える。

  BTC研修OB・OG浦河会は就労後の人間関係が構築される前に職場に馴染めず離職することを防止する目的と育成調教技術の情報交換の場、修了生同士の親睦を深めるために発足。第1回の懇親会には第1期生から今年4月に巣立ったばかりの第31期生や教官、趣旨に賛同した池田拓浦河町長、大平俊明BTC理事長など約50名が出席した。

 BTC研修OB・OG浦河会の会長に就任した第27期生の笹島智則さん「今日はお疲れのところ多くの方に集まっていただき感謝申し上げます。懇親会は夏と冬の年2回、継続的に開催していきたいと思います。何か要望があればいつでも言ってください。それでは最後まで楽しんでください」と挨拶。普段着で駆けつけた池田町長は「軽種馬は浦河町の産業の大きな柱。BTCの研修を卒業し浦河町の牧場で働いている皆様は本当に力強い存在です。軽種馬に関する課題は多いですが、私どももJRAと一緒に解決していきたいと考えております。皆様は強い馬づくり、そして、馬の産業や文化の面で力を貸していただきたいと思います。今日は絆を高めてください」と会の発足を祝った。

 東京の本部からはるばる出席した大平理事長が乾杯の音頭。「今日は新たに発足したOB・OG会の発足に呼んでいただき光栄に思います。第1期から第31期まで、21年の間にそれぞれ時代に沿った研修が行われ、学んだ内容も違うところがあると思います。今日は先輩方からは後輩への指導を、また研修の思い出話や情報交換などしていただければと思います」と会の発展を祈願した。