函館競馬場でゴールドシップの公開調教が行われる
24日の札幌記念(G2)に出走を予定している、ゴールドシップ(牡5)の一週前追い切りが、13日、函館競馬場で行われた。
この日の一週前追い切りは公開調教という形で行われたが、午前5時の開門前から多くの競馬ファンが行列を作り、無料開放された北駐車場も早い時間に車で埋め尽くされた。
先着100名には函館のカフェレストラン「PERRY’S BAR」の特製サンドウイッチが提供され、またゴールドシップの鞍上を務める横山典弘騎手のサインが入った、宝塚記念(G1)のゴール前写真が40名に当たる抽選会を実施。函館デビューのG1馬ということも手伝ってか、この日、函館競馬場に足を運んだ競馬ファンの数は、公開調教としては異例と言える652名を数えた。
ゴール板に近いスタンド席もファンで埋め尽くされ、JRA職員からゴールドシップが馬場に登場するという報告がされると、どよめきが起こる程の盛り上がりを見せていた。
ウッドチップコースで追い切られたゴールドシップは、その後、パドックでクールダウンを行い、ファンはスタンド越しながらも、間近で周回を重ねるG1馬の姿をカメラに収めていた。
札幌から来た競馬ファンの女性は、「ゴールドシップはTVで見た姿よりも大きく見えました。また他の競走馬たちもどのように調教されているかも見せてもらえるなど、貴重な経験をさせてもらいました」と笑顔で話していた。
また、この日に配布された抽選参加券は、24日に函館競馬場で行われる抽選会の参加券となり、当選者には横山騎手のサインが入ったワンアンドオンリーの日本ダービー(G1)のゴール前写真、そして先日、函館競馬場で2頭の合同展示が行われた、グラスワンダーとスペシャルウィークのオリジナルビアジョッキがプレゼントされる。