馬産地ニュース

日本軽種馬協会の生産育成技術者研修体験入学会が行われる

  • 2014年08月05日
  • 研修所講義室で研修内容の説明を受ける参加者
    研修所講義室で研修内容の説明を受ける参加者
  • 研修に励む第36期生。開講から5か月目で騎乗技術も上達した
    研修に励む第36期生。開講から5か月目で騎乗技術も上達した
  • 2日目は騎乗訓練の様子を見学
    2日目は騎乗訓練の様子を見学

 8月2、3日、日本軽種馬協会は新ひだか町静内にある静内種馬場研修所において、生産育成技術者研修体験入学会を行った。

 生産育成技術者研修とは、競走馬の生産・育成関連の仕事に就業するための基礎となる知識、技術を約1年間で習得することを目的とする研修。1990年に開講して以来、400名近い人材を競馬サークルに送り出している。この研修に対する評価は高く、研修生の生産・育成牧場への就職率は100%を誇っている。

 2、3日の体験入学会には高校生や社会人など6名が参加。6名は研修所の講義室で研修概要の説明、研修ビデオの鑑賞をした後、研修施設を見学し、夕方からは今年4月に入講した第36期生との懇親会が行われ、夜は研修所に宿泊した。

 3日は午前5時30分からの厩舎作業を見学。朝食後は第36期生の騎乗訓練を見学してから体験乗馬、種馬場施設の見学をした。

 体験入学会は8月18、19日にも第2回を実施。こちらには定員10名のところ、すでに12名の応募があるという。

 来年4月に開講する2015年(平成27年)第37期生産育成技術者研修の募集期間は8月1日から11月28日まで。研修に関する詳細は下記までお問い合わせください。

 公益社団法人日本軽種馬協会静内種馬場 研修課
 〒056-0144 北海道日高郡新ひだか町静内田原517
 TEL:0146-46-2845 FAX:0146-46-2336
 http://jbba.jp/training/boshu.html