Aiba苫小牧が移転リニューアルグランドオープン
3月24日、苫小牧市のホッカイドウ競馬苫小牧場外発売所「Aiba苫小牧」が、MEGAドン・キホーテ苫小牧店3階に移転リニューアルし、グランドオープンした。
グランドオープンに先駆けて開催された内覧会にはホッカイドウ競馬関係者や報道陣など約30人が出席。主催者を代表して挨拶に立った北海道農政部競馬事業室の笠原鉄也室長が「今年は午年。ホッカイドウ競馬は4月23日に開幕します。新たな施設とともにホッカイドウ競馬もさらなる飛躍の年にしたい」とリニューアルを祝った。
午前10時のグランドオープンには、たくさんのファンが列をつくり来場。先着200名にはグランドオープンを記念したクッキーがプレゼントされた。この日はばんえい競馬や南関東の浦和競馬などを発売。来場者は生まれ変わったAiba苫小牧でさっそく馬券を楽しんでいた。
Aiba苫小牧は平成14年7月に、Aiba静内に次ぐ道内2ヵ所目のミニ場外として開設。昨年3月からJ-PLACE苫小牧の名称でJRAの馬券発売も始まり、多くのファン利用されていたが、入居していた建物を3月いっぱいで退去することになり、道路を挟んだ商業施設の一角に移転リニューアルすることになった。
生まれ変わったAiba苫小牧はフロアー面積992㎡。従来の約2倍の広さになった。窓口数は自動発売機7台、自動発払機1台、自動払戻機1台の合計9台。モニター数は33台で500人の収容が可能となった。客席数は3人掛けの一般席108席、テーブル席14脚56席の合計164席で、一般席105席の椅子は昨年5月に惜しまれつつ閉鎖したJRAウインズ室蘭で使用していたものをリサイクルした。場内には喫煙コーナーも設置。共同の駐車場は510台となる。いままでよりも天井が高く開放的なつくりとなっており、より快適な空間で競馬を楽しめるようになった。ホッカイドウ競馬は4月23日から11月13日までの15開催80日間を発売するほか、他の地方競馬やJRAの馬券も通年で発売する。