馬産地ニュース

優駿スタリオンステーション種牡馬展示会が行われる

  • 2014年02月27日
  • ケンタッキーダービー馬フサイチペガサスの血を受け継ぐフサイチセブン
    ケンタッキーダービー馬フサイチペガサスの血を受け継ぐフサイチセブン
  • ディープインパクトの後継種牡馬として期待されているスマートロビン
    ディープインパクトの後継種牡馬として期待されているスマートロビン
  • G1/Jpn1を9勝したエスポワールシチー
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  • ダービー馬ロジユニヴァース
    ダービー馬ロジユニヴァース
  • 人気急上昇中のヘニーヒューズ
    人気急上昇中のヘニーヒューズ
  • 今年、産駒がデビューするカネヒキリ
    今年、産駒がデビューするカネヒキリ

 今年の種牡馬展示会は全てが好天に恵まれる中、最後に開催された25日の優駿スタリオンステーションの種牡馬展示会も明るい日差しが展示会場へと降り注いでいた。

 足を運んだ生産関係者を待っていたのは、優駿関係者の作った温かい豚汁といったもてなしと、そして5頭の新種牡馬を含めた18頭の繋養種牡馬たち。まずは新種牡馬が展示をされたが、それに先だってマイクを持ったのがフサイチセブン、そしてスマートロビンの管理をしていた松田国英調教師だった。

 松田調教師はフサイチセブンには、「父にケンタッキーダービー馬のフサイチペガサスを持つ血統が素晴らしいのは勿論のこと、ダート競馬に向いたまとまった爪をしており、この長所も産駒にも遺伝されるはずです」と話し、スマートロビンには、「能力の高さだけでなく、スマートロビンのディープインパクト産駒の中でも恵まれた馬体は産駒にも遺伝されるはずですし、坂路やウッドチップコースといった調教コースで強い調教をする場合には、こうした大型馬では無いと鍛えられません」と調教師としての視点で2頭の可能性を語っていた。

 同じくこの日、優駿スタリオンステーションの種牡馬展示会に訪れていたのは、新種牡馬エスポワールシチーを管理していた安達昭夫調教師。「頭のいい馬ですし、現役最後のレースまで高い能力を示してくれました。必ずいい種牡馬となると思いますので、皆さんよろしくお願いします」とエスポワールシチーに温かい眼差しを向けながら話していた。

 ダービー馬ロジユニヴァースの展示では、現役時のオーナーである久米田正明氏が、「2世にはまたダービー(G1)を取ってもらいたいですし、ダービー馬を作りたいという生産者の方も、産駒の生まれた際には見に行かせていただきますのでぜひ配合してください」とオーナーならではのアピールをしていた。

 新種牡馬のラストに展示されたのが唯一の輸入種牡馬ヘニーヒューズ。海外のみならず、日本でもアジアエクスプレス(朝日杯FS(G1))、ケイアイレオーネ(兵庫ジュニアGP(Jpn2))、ヘニーハウンド(ファルコンS(G3))と次々と重賞馬を送り出しており、既に種付け申し込みはBook Fullとなっている。

 全18頭の展示の最後に登場したのが、今年、初年度産駒がデビューを迎えるカネヒキリ。毎年の様に多くの繁殖牝馬を集めてきた人気種牡馬であり、それは優れた競走成績に加え、見栄えのする自身の馬体が産駒にも遺伝されてきた証明でもある。今年も多くの種付け申し込みが届いているとのことだが、初年度産駒たちはその期待に応えるような活躍をしてくれるはずだ。