イーストスタッドで種牡馬展示会が行われる
2月20日、浦河町のイーストスタッドで、種牡馬展示会が開催された。
この日は、新入厩のメイショウサムソンやルースリンドなど同スタッドに繋養される10頭の種牡馬をお披露目。地元生産者はもちろん、中央競馬の調教師や馬主、遠くは胆振地方の牧場関係者などを前に、仕上がりの良さをアピールした。
同スタッドの鎌田社長は「今日は、今年から迎え入れましたメイショウサムソンなど10頭をご覧いただきたいと思います。出産、種付けのシーズンを迎えまして、配合に頭を悩ませているとは思いますが、ゆっくりとご覧いただき、当スタリオンの種牡馬を配合いただきますようにお願い申し上げます」とあいさつ。集まった生産者らに多くの配合を呼びかけた。
最初に登場したのは、社台スタリオンステーションから移動してきたメイショウサムソン。3連勝でダービー(G1)に駒を進めたサムソンズプライドやエリザベス女王杯(G1)で4着に健闘したトーセンアルニカなど好調な初年度産駒が紹介された。
続いて、南関東で活躍し、初年度産駒がデビュー年度を迎えたルースリンド。菊花賞馬オウケンブルースリ。JBCスプリント(Jpn1)を快勝したバンブーエールなどが力強い歩様を披露。オウケンマジック、ヴリル、ネイティヴハート、ロードアルティマに続いて、最後は同スタッドが誇る人気種牡馬のメイショウボーラーとタイキシャトルが紹介。前者はニシケンモノノフが兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)を勝利したことが報告され、後者は20歳という年齢を感じさせない若々しい馬体を集まった人たちに披露した。
展示会終了後、事務局のジャパンレースホースエージェンシーは「たくさんの方にお集まりいただき、感謝申し上げます。おかげさまをもちまして、人馬ともに万全の体制で種付シーズンを迎えることができました」と多くの配合申込みを呼びかけていた。