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たんぽぽ賞と佐賀記念(Jpn3)が開催される~南九州連絡センター

  • 2014年02月19日
  • たんぽぽ賞表彰式
    たんぽぽ賞表彰式
  • ランフォルセが接戦を制して佐賀記念(Jpn3)を優勝した
    ランフォルセが接戦を制して佐賀記念(Jpn3)を優勝した
  • 佐賀記念(Jpn3)のパドックは、悪天候のなか大勢の競馬ファンが観戦
    佐賀記念(Jpn3)のパドックは、悪天候のなか大勢の競馬ファンが観戦

 2月13日(木)、佐賀競馬場で「第41回佐賀記念(Jpn3)」と「たんぽぽ賞(JRA交流競走)」が開催された。

 佐賀競馬場で開催される2大競走のひとつ「第41回佐賀記念(Jpn3)」と九州産馬3歳No.1決定戦「たんぽぽ賞(JRA交流競走)」が同日開催とあって、JRAからスターホースだけでなく、トップジョキーたちも参戦、その勇姿をひと目見ようと、小雨模様の中、佐賀競馬場には多くの競馬ファンが訪れた。

 9R「たんぽぽ賞」は九州産馬3歳チャンピオン決定戦、いわば九州産馬のダービーで、地元九州の生産者はこのレースに出走させることを一つの大きな目標にしており、この日も大勢の関係者が競馬場に訪れた。

 レースはJRA所属馬6頭、地元佐賀競馬所属馬4頭、園田競馬所属馬1頭の11頭立て、スタートで後手を踏んだ1番人気テイエムボッケモンだったが、向こう正面から徐々に進出、直線に入ると他馬を引き離して7馬身差の圧勝、見事九州産馬3歳チャンピオンのタイトルを手にした。2着にはテイエムサンキュウが入り、テイエム軍団のワンツ-フィニッシュ、3着は園田競馬所属のテッペン、4着に佐賀競馬所属のクラトリアゲインが入り、地元の意地をみせた。

 10Rの「第41回佐賀記念(Jpn3)」は12頭立て、予想通りエーシンモアオバーがハナを切る展開、以下ナムラタイタン、フリートストリート、ソリタリーキング、ランフォルセとJRA勢が続く。2周目3コーナーから園田所属のオオエライジンが仕掛けて動くが、4コーナーで外に進路を取ったランフォルセが直線鋭く伸び、そのまま押し切ってゴール。2着には内から伸びたソリタリーキング、クビ差の3着にナムラタイタンが入った。

 この日の佐賀競馬場の最高気温7度、雪混じりの小雨が降り続く悪天候の中、多くの競馬ファンの熱い声援が響いた。