馬産地ニュース

ノーザンホースパークでオルフェーヴルの優勝記念品一般公開

  • 2014年02月17日
  • プレスプレビューでガイドする社台SS事務局の徳武氏
    プレスプレビューでガイドする社台SS事務局の徳武氏
  • 優勝トロフィー
    優勝トロフィー
  • 激闘の跡を残すゼッケン
    激闘の跡を残すゼッケン
  • ノーザンホースパークは4月22日まで入場無料
    ノーザンホースパークは4月22日まで入場無料
  • 種牡馬展示会でのオルフェーヴル
    種牡馬展示会でのオルフェーヴル

 苫小牧市のノーザンホースパークでは2月14日より、オルフェーヴルの優勝記念品・一般公開を開始した。

 オルフェーヴルは史上7頭目のJRA牡馬クラシック3冠、有馬記念(G1)2勝などの輝かしい成績を残し、今春、社台スタリオンステーションへ種牡馬入りした。引退を記念しての優勝記念品・一般公開は同園・展示コーナー「ホースギャラリー」を会場とし、早くも来場者の視線を集めている。

 展示している品は有馬記念(G1)優勝トロフィーをはじめ、有馬記念(G1)、東京優駿(G1)、宝塚記念(G1)の優勝レイ、実際にレースで使われたゼッケン、JRA賞・年度代表馬トロフィーなどで、フランス・凱旋門賞(G1)挑戦の際にファンの応援メッセージがしたためられた大きな寄せ書きも掲げられている。

 一般公開に先がけて行われたプレスプレビューでは、社台スタリオンステーション事務局の徳武英介氏がガイドを担い、「オルフェーヴルは強さだけでなく、やんちゃで個性あふれる競走馬でした。社台ファーム発祥の地・白老で生まれた馬として、クラシック3冠馬となってくれて感慨深く思っています。鞍上を務めた池添謙一騎手は全兄ドリームジャーニーとコンビを組んでいた縁で、オルフェーヴルが仔馬の頃から対面していて、デビュー前から乗りたいと話し、家族のように親しんでいました。オルフェーヴル自身は2月10日から種付けを開始しまして、現在150頭の予約を承っています。最終的には200頭近い交配になると予想しています。」と、近況やエピソードを紹介した。

 同園は現在冬季期間営業中で、2014年4月22日まで入場は無料。メモリアル企画として「ノーザンホースパーク開園25周年大感謝祭Vol.2」を実施中で、オルフェーヴルを模した飾りパン「オルフェーヴル(有馬記念ゴール前)」の展示や、抽選で池添謙一騎手サイン入りグッズが当たるキャンペーンをしている。また、2月22日・23日に行われる「とまこまいコスプレフェスタ」の会場にも協力し、馬産地の観光スポットとして様々な客層を集めている。