2月5日から始まった北海道札幌市の「第65回さっぽろ雪まつり」では、馬・競馬場関連の雪像公開やイベントが行われている。

　大通り2丁目会場「道新　氷の広場」には7月26日にグランドオープンする札幌競馬場の雪像が作られ、連日見物客を集めている。幅12m、高さ4mの雪像は「サラブレッドのふるさと北海道」をテーマとして、札幌競馬場・新スタンドを背景に、馬たちが力強く疾走する様子が描かれている。また、午後5時30分から午後10時まではプロジェクションマッピング(上映時間約3分、10分間隔)を上映し、光と音を合わせた表現方法を用いて、雪像の楽しみ方を追加。最新技術を駆使した映像は関心をひき、馬と雪による幻想的な美しさや躍動感を見どころとしている。スマートフォンやデジタルビデオカメラで写真や動画を撮る姿も目立っている。

　2月8日には大通2丁目会場内特設ステージでJRA札幌競馬場PRステージが行われ、JRAマスコット・ターフィーが登場。グランドオープンする札幌競馬場についての紹介のほか、札幌競馬場に関するクイズや、蹄鉄が当たる券がついたポケットティッシュが配られた。また、札幌競馬場新スタンドのイメージソングを歌う札幌在住のシンガーソングライター・LOVERSSOULのミニライブも行われ、イメージソング「I BELIEVE」が会場に響き渡った。

　同日、札幌駅と大通駅を結ぶ地下歩行空間ではイベント「JAF LOVE　北海道 in さっぽろ雪まつり回廊」が行われ、ここではばんえい十勝のマスコット・リッキーが登場した。各地のご当地キャラクターとまじってばんえい十勝のPR活動に励み、ステージでは残り1か月半に迫ったビッグレース・ばんえい記念(BG1)の紹介をはじめ、とかちむら、ばんえい十勝も舞台となっている映画「銀の匙」(3月7日公開)についての情報を広めた。