馬産地ニュース

ホッカイドウ競馬誘導馬「テン太」の騎乗者募集中

  • 2014年02月07日
  • アパルーサ種のテン太(7歳)
    アパルーサ種のテン太(7歳)
  • 現在は屋内馬場で週2回運動している
    現在は屋内馬場で週2回運動している
  • 誘導馬としてのテン太(2013年)
    誘導馬としてのテン太(2013年)
  • 誘導馬デビュー前のテン太(2011年)
    誘導馬デビュー前のテン太(2011年)

 ホッカイドウ競馬では4月末より始まる次年度の開催に向けて、誘導馬・テン太の騎乗者を募集している。

 募集人員は1名で、年齢満18歳~満40歳以下の健康な者。条件として、1)乗馬のできる者、2)高校卒業以上の学歴を有するもの(平成26年3月卒業見込み含む)、3)北海道在住の1時間以内で通勤可能な者、または門別競馬場内公宅に居住が可能な者、4)要普通自動車免許、をあげている。

 業務内容は誘導馬の騎乗及び管理、競馬非開催日における管理業務等の補佐で、主に開催日は誘導馬・テン太に騎乗し、出走馬をパドック~本馬場まで誘導する。勤務時間などの細かな雇用内容、採用審査、応募方法についての詳細は、ホッカイドウ競馬のホームページに掲載している。応募は2月28日(金)必着(指定の提出先に履歴書と作文送付)で、一次審査に合格した方は3月10日(月)の二次審査(面接、乗馬技術審査)に進む過程となる。

 誘導馬を務めるテン太はアパルーサ種のセン馬7歳。旭川産で、2012年から誘導馬として活躍している。馴致調教を担当したのは、ソチ五輪(男子スピードスケート)に出場するウィリアムソン師円選手の父で、浦河町で育成調教の仕事をしているポール・ウィリアムソンさんと宮内里佳さん。誘導馬としての愛称は北海道軽種馬振興公社が公募し、369通の中から小野里朱佑子さんが考案したテン太が選ばれた。

 現在、テン太は日高町の日高優駿学園で調整期間を送っており、管理者によると体調は良く、週2回屋内馬場運動と、週1回の調馬策運動をしている。日中はサンシャインパドックで過ごし、重賞馬ダンツジャッジらの放牧地の近くで英気を養っている。

●応募についての詳細は、ホッカイドウ競馬ホームページに掲載中のお知らせをご覧ください。⇒http://www.hokkaidokeiba.net/hkj/koukoku/yudoba.pdf