ディープブリランテの初仔が誕生
1月9日、白老町社台の社台コーポレーション白老ファームにおいて、ディープブリランテ(牡5歳)の初仔となる鹿毛の牝馬が生まれた。
その牝馬は母ラフアップ(牝10歳)から誕生。2012年の阪神スプリングジャンプ(JG2)優勝馬バアゼルリバー、デビュー2戦目となった今年の京成杯(G3)で3着に健闘したアデイインザライフ、昨年の小倉記念(G3)を制したメイショウナルト、2008年度JRA賞最優秀3歳牝馬のリトルアマポーラ、1989年度JRA賞最優秀4歳以上牝馬のルイジアナピットなど活躍馬多数のファミリーだけに、石垣節雄繁殖主任は「生まれてから順調に育っています。堅実に走る血統ですので、このまま無事に成長してほしいですね」と期待している。
ディープブリランテは父ディープインパクト、母ラヴアンドバブルズ、母の父ルーソヴァージュという血統で、新冠町のパカパカファーム生産馬。2009年のセレクトセール当歳セッションにおいて、3,255万円(税込)で取引された市場取引馬となる。現役時代は矢作芳人厩舎に所属し、2012年の日本ダービー(G1)、2011年の東京スポーツ杯2歳S(G3)など7戦3勝の成績を収めた。
昨年から父ディープインパクトと同じ安平町早来源武の社台スタリオンステーションでスタッドイン。種牡馬1年目は205頭の繁殖牝馬を集めた。今年は120万円(受胎確認後9月15日迄支払、フリーリターン特約対象馬)の種付料が設定されている。