馬産地ニュース

浦河町で騎馬隊による年賀状配達が行われる

  • 2014年01月06日
  • 年男、年女らで編成した9頭の騎馬隊
    年男、年女らで編成した9頭の騎馬隊
  • 騎馬隊には年女のミスシンザン、小野寺真悠さんも騎乗
    騎馬隊には年女のミスシンザン、小野寺真悠さんも騎乗
  • 7世代の午年生まれ9人らに年賀状が手渡された
    7世代の午年生まれ9人らに年賀状が手渡された
  • 「馬のように飛躍の年に」と甘酒で乾杯
    「馬のように飛躍の年に」と甘酒で乾杯

 平成26年1月1日、浦河町西舎のうらかわ優駿の里公園において、騎馬隊による年賀状配達が行われた。

 この催しは浦河町郵便局、浦河町、浦河町教育委員会、浦河観光協会、優駿ビレッジ・アエルの主催で、浦河乗馬クラブ、浦河ポニー少年団、JRA日高育成牧場、浦河町乗馬公園が協力。馬事振興と馬産地浦河のPRを兼ねて、平成2年から12年に1回、午年の元旦に行われている。

 騎馬隊は「うまくいく(馬九行く)」よう9頭で編成。雪が舞う中、12歳になる浦河ポニー少年団員や浦河乗馬クラブの中島雅春会長、浦河町の池田拓町長、年女の浦河郵便局員、年女のミスシンザン、年男の元JRA職員の9人が、ポニー4頭、成馬5頭の9頭に跨り、アエル中庭で待機する本田雅彦浦河郵便局長に年賀状を送り届けた。

 年賀状を受け取った本田局長は、平成14年生まれ(みずのえうま)の浦河ポニー少年団員3人、平成2年生まれ(かのえうま)のJRA職員、昭和53年生まれ(つちのえうま)のアエル職員、昭和41年生まれ(ひのえうま)の浦河消防署員、昭和29年生まれ(きのえうま)の浦河町職員、昭和17年生まれ(みずのえうま)の元JRA職員、昭和5年生まれ(かのえうま)の浦河町民という7世代の午年生まれ9人らに手渡した。

 池田町長は「あけましておめでとうございます。昨年は年末に、浦河町出身のウィリアムソン師円選手がソチオリンピックの代表に決まり、また、東京大賞典(G1)では浦河産馬のホッコータルマエが優勝と、すばらしい締めくくりとなりました。今年もこの勢いを駆って、馬産地にふさわしく、さらに飛躍の1年になるよう頑張っていきましょう」とあいさつ。続いて、浦河観光協会の木田尚孝会長が年賀と躍進を願い、「馬のように飛躍の年になりますよう」と甘酒で乾杯した。