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ばんえい十勝でJRAジョッキーDayが開催される

  • 2013年11月19日
  • 騎乗練習中の後藤騎手
    騎乗練習中の後藤騎手
  • パドック周回中の戸崎騎手。勝負服は南関東在籍時のものを着用
    パドック周回中の戸崎騎手。勝負服は南関東在籍時のものを着用
  • 優勝した田辺裕信騎手とライトアーム
    優勝した田辺裕信騎手とライトアーム
  • ばんえい競馬の番組に出演後、記念撮影する内田騎手と後藤騎手
    ばんえい競馬の番組に出演後、記念撮影する内田騎手と後藤騎手
  • トークショーではばんえい競馬の予想も披露
    トークショーではばんえい競馬の予想も披露

 JRA騎手によるばんえい十勝応援イベント「JRAジョッキーDay」が11月18日、帯広競馬場で行われた。7回目を迎えた今年は、初回から7年連続皆勤の勝浦正樹騎手、5回目の松岡正海騎手のほか、内田博幸騎手、江田照男騎手、北村宏司騎手、後藤浩輝騎手、田辺裕信騎手、戸崎圭太騎手、丸田恭介騎手、丸山元気騎手が初出場。メーンイベントのエキシビションレースでは、ライトアーム(牡7歳)とコンビを組んだ田辺裕信騎手が積極的なレース運びでそのまま押し切り、初優勝を飾った。

 田辺騎手は「2つ目の坂を登る時に、いい感じで息を入れることができました。大きさは違っても、道中で息を入れたりとか、手綱の動きなどはサラブレッドと共通する部分がありました。なかなかできない、貴重な経験をさせていただきました。伝統のある競馬ですし、こういうイベントを通して多くの方に魅力を知ってもらえたらと思います。機会があれば、またぜひ参加したいと思います」と笑顔を広げた。

 昨年まではJRA北海道シリーズ開催期間中の8月に行われていたが、今年は7度目にして初めての11月開催。好天に恵まれたとはいえ、この季節のナイターは防寒具必須の気温となる。それでもトップジョッキーたちは最後まで笑顔を絶やすことなく、トークショー、番組出演、協賛レースのプレゼンター、ファンとの記念撮影、と精力的に競馬場内を駆け回った。

 連続出場中の勝浦騎手は今回、これまでの縁からちょっとした声掛け役も担っていた。「せっかく毎年続けてきたことですし、できることなら今年も続けたいと思っていました。イベントのことを話したら、皆が快諾してくれて。気持ち良く参加してくれたジョッキーたちに感謝です」(勝浦騎手)。

 急遽決定したため告知期間が短かったことを惜しみつつも、「来年もあれば、僕は絶対に来ます」と連続出場へ意欲を示した。