札幌三越の「大黄金展」に武豊騎手が来場
10月29日、札幌市の札幌三越で開幕した「三越の大黄金展」のオープニングイベントに武豊騎手が来場した。
イベントでは1980年代後半に競馬ブームを巻き起こした名馬オグリキャップの黄金像を特別展示。来場した武騎手は除幕式を行った後、黄金に輝くオグリキャップ像に跨ってポーズをとると、集まった300人のギャラリーから大きな歓声が上がった。
オグリキャップのラストランとなった1990年の有馬記念(G1)に騎乗し、見事勝利に導いた武騎手は「本当に強い馬でした。地方競馬出身からJRAに移籍してきて、最初はほかの馬に乗って何度も負かされました。引退レースの有馬記念(G1)は僕にとっても一番の思い出で。今でもよく覚えています」と語った。
等身大のオグリキャップの黄金像は製作期間約3か月。在りし日のオグリキャップの写真からその姿を再現し、10cm四方の金箔5000枚以上を貼り付けた。武騎手が黄金像を見るのは7月に日本橋三越本店で開かれた「大黄金展」に続いて2回目。「改めて見るとすごい迫力がありますね」と感想を口にした。
黄金像は来年の干支、午年の2014年に合わせて、1点限定20,140,000円で発売。司会者から「いかがですか?」と勧められた武騎手は「僕は本物の馬に乗ってますから」と返し、489,000円で販売(10点限定)している全長10.5㎝、高さ5cm、重さ20gの小型オグリキャップ像については、「もう少し体が小さければ皆さんも買いやすかったと思います」と答え、会場の笑いを誘った。
札幌三越の「三越の大黄金展」は10月29日から11月4日まで開催。開催時間は10時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。