九州地区「血統登録・繁殖登録審査」が実施される~南九州連絡センター
10月16日から10月23日の8日間、(公財)ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが実施する九州地区血統登録・繁殖登録審査が行われた。
審査の内訳は血統登録では当歳が43頭、1歳が1頭の合計44頭、繁殖登録が5頭となった。当歳の血統登録頭数は昨年の52頭から9頭の大幅な減少となった。
九州地区の生産頭数は近年減少傾向にあり、歯止めがかからない状況にある。要因として産駒の売れ行き不振、生産者の高齢化、後継者不足等があげられる。
一方、一部の生産者は優良種牡馬への種付、繁殖牝馬の更新、他地区市場への上場など、販路拡大への積極的な取り組みを行っている。
また、九州軽種馬協会も平成26年度「九州トレーニングセール」を佐賀競馬場での開催を検討している。
さらに、九州種馬場にストラヴィンスキーの配置が決定するなど、今後の九州地区軽種馬生産者の新たな取り組みに注目したい。