馬産地ニュース

日高軽種馬農業協同組合門別支所で馬魂慰霊祭が行われる

  • 2013年10月18日
  • 台風一過の晴天の下、日高軽種馬農業協同組合門別支所で行われた馬魂慰霊祭
    台風一過の晴天の下、日高軽種馬農業協同組合門別支所で行われた馬魂慰霊祭
  • 参列者は馬魂碑に玉串を捧げて功労馬を供養
    参列者は馬魂碑に玉串を捧げて功労馬を供養
  • 主催者を代表して挨拶する門別正門別軽種馬生産振興会会長
    主催者を代表して挨拶する門別正門別軽種馬生産振興会会長
  • 馬魂碑横には門別種馬場で繋養されたホウヨウボーイも眠っている
    馬魂碑横には門別種馬場で繋養されたホウヨウボーイも眠っている

 10月17日、日高町門別の日高軽種馬農業協同組合門別支所において、門別軽種馬生産振興会(門別正会長)の主催による馬魂慰霊祭が行われた。

 馬魂慰霊祭はこの場所に門別種馬場があった時代から続く恒例行事。敷地内にある馬魂碑の前で、門別の馬産を支えた功労馬の冥福を祈るとともに、生産馬の無病息災、活躍を祈願するものだ。

 この日は門別正会長や振興会役員、鍋谷靖曻門別町農業協同組合代表理事組合長、中本隆志新冠町軽種馬生産振興会会長、石田牧彦日本軽種馬協会静内種馬場庶務課長、遠藤幹サラブレッド・ブリーダーズ・クラブ取締役業務部長、日高軽種馬農業協同組合職員など関係者約20名が参列。富川神社の高橋秀徳宮司による神事の後、参列者が功労馬に感謝の気持ちを込めて玉串を捧げた。

 主催者を代表して門別正会長は「本日はお忙しい中、当振興会主催の馬魂慰霊祭に参列していただき心より感謝申し上げます。昨日までの台風で今日の天気を心配していましたが、良い天気となり嬉しく思っております。今日の馬魂慰霊祭により振興会会員の生産馬や種牡馬の供養ができたと思います。これからG1レースが続きます。当振興会生産馬からも有力馬が出走しますので頑張ってほしいと願っています。」と挨拶した。

 門別軽種馬生産振興会の会員による生産馬は今年、中央競馬ではアユサン(下河辺牧場生産)が桜花賞(G1)を、ゴールドシップ(出口牧場生産)が宝塚記念(G1)を、地方競馬では ハタノヴァンクール(グッドラック・ファーム生産)が川崎記念(Jpn1)を、エスポワールシチー(幾千世牧場生産)マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)を制覇と、G1/Jpn1レース4勝を記録。これから暮れまで続くG1/Jpn1レースでの活躍がますます期待されている。