ノーザンホースパークで「秋のグルメウォーク2013」
苫小牧市のノーザンホースパークでは9月22日、参加型イベント「秋のグルメウォーク2013」が行われた。
遠足気分で牧場付近を歩き、秋の食を楽しむイベントとして昨年に続いての実施。今年の参加者は26名で、家族連れや高齢者が大半を占めた。当日は好天に恵まれ、午前10時にノーザンホースパーク第2駐車場を出発し、約4kmのウォーキングからスタート。コースでは関係者以外入ることのできないノーザンファーム空港牧場内を通り、同牧場事務局の岡本貴政氏が解説役を務めて、オルフェーヴルやジェンティルドンナらが使用した調教コース等を眺めながら歩いた。広々とした放牧地の付近も通り、近寄ってきた繁殖牝馬の群れに参加者は目を和ませていた。また、途中の沿道にはノーザンホースパークの人気アトラクション「HAPPY ポニーショー」出演中のポニー達が出迎えに立った。
ウォーキングのゴールは千歳市駒里にあるノーザンホースパーク所有の農園で、次は野菜収穫体験へ。参加者は持参した長靴や軍手を着用し、スコップを片手にじゃがいも(北あかり)とにんじん(札幌太人参)を掘り出した。農園の野菜は無農薬で、中には丸々と大きく実ったものもあった。収穫した野菜は袋詰め放題となり、終わりにはかぼちゃ(坊ちゃん)のプレゼントもあり、参加者ははち切れそうな袋を持ちながら笑顔で帰りのバスに乗り込んだ。イベントの最後はノーザンホースパーク内レストランでの昼食で、旬の野菜を使ったカレーライスや茹でとうもろこし、かぼちゃアイスといった秋らしいメニューに舌鼓を打った。
千歳市から参加した40代男性は、「地元のフリーペーパーでイベントを知り、参加しました。ウォーキングから食事までとても楽しかったです。普段は入れない牧場の敷地を歩くことができ、馬好きの私にとっては見どころたっぷりで、あっという間のウォーキングでした。収穫した野菜はさっそく今日の晩ご飯にしたいと思います。」と、満足げに感想を話していた。
ノーザンホースパークでは次回のイベントとして、10月26日に「第8回ノーザンホースパークハロウィン・チャリティ仮装ナイトパーティ」を開催する。イベント内ではノーザンホースパークに属する馬たちによる「ホースパレード」等を実施する予定となっている。