馬産地ニュース

「2013九州地区講演会」が開催されました~南九州連絡センター

  • 2013年09月13日
  • 講演会に先だち挨拶する竹原孝昭九州軽種馬協会副会長
    講演会に先だち挨拶する竹原孝昭九州軽種馬協会副会長
  • 多くの受講者で満員の会場
    多くの受講者で満員の会場
  • 質問をする受講者
    質問をする受講者
  • 講師のJRA日高育成牧場冨成雅尚専門役
    講師のJRA日高育成牧場冨成雅尚専門役
  • 意見交換会の様子
    意見交換会の様子

    9月11日(水)JBBA九州種馬場2階会議室において、JRA日高育成牧場冨成雅尚専門役を講師に招き「アイルランドにおける繁殖雌馬と若馬の管理」と題した講演会が行われた。

    この講演会は公益財団法人軽種馬育成調教センター、日本中央競馬会、社団法人競走馬育成協会の共催で、鹿児島をはじめ宮崎、熊本、大分より生産者・育成者・獣医師・牧場関係者・学生等合計33名が出席した。

    講演会に先だち、九州軽種馬協会竹原孝昭副会長は「九州の軽種馬を取り巻く環境は大変厳しい状況にあり、当会としても関係諸団体のご支援・ご協力を得ながら、様々な対策を検討しているところです。今回の講演会で得た知識を是非実践に生かし、九州地区より伝統ある軽種馬生産育成の灯火を絶やさぬよう、努力する所存でございます。」と挨拶した。 

   講演は「春季繁殖移行期」、「初乳で防ぐ子馬の感染症」「馬の引き方」がそれぞれ解説され、受講者は熱心に耳を傾け、質疑応答の際には活発な意見が交わされた。

   講師の冨成雅尚専門役は「九州の軽種馬関係者の情熱が感じられ、逆に多くのことを教わった」と話した。 

   講演会終了後に行われた意見交換会でも、多くの受講者が参加して、飲食をしながらの和やかな雰囲気の中、馬に対する熱いトークが繰り広げられ、大盛況のうちに幕を閉じた。