馬産地ニュース

Aiba浦河がリニューアルオープン

  • 2013年08月12日
  • Aibaは浦河商業地区の中心地に設置された
    Aibaは浦河商業地区の中心地に設置された
  • リニューアルオープンを祝う花も届けられた
    リニューアルオープンを祝う花も届けられた
  • 内覧会に集まった人たちを前にあいさつする笠原室長
    内覧会に集まった人たちを前にあいさつする笠原室長
  • 完成したばかりの施設を見学した
    完成したばかりの施設を見学した

 ホッカイドウ競馬の浦河場外馬券発売所「Aiba浦河」が8月9日、浦河町大通3丁目の旧ホクレンショップ跡地にリニューアルオープン。午前10時のオープンに先駆けて、関係者、マスコミ向けの内覧会が開催された。

 Aiba浦河は平成15年4月に、道内道内3か所目のミニ場外馬券発売所としてオープン。大規模ではないものの、近隣するホテルや地元の協力などにより昨年は約4800万円を売り上げるなど、ホッカイドウ競馬の売上を側面から支える存在だった。

 今回、リニューアルオープンされたAiba浦河のフロアー面積は分散していた従来面積のの約3倍強となる452平方メートル。6月下旬から工事をスタートさせ、この日のオープンを迎えた。自動発売機4台、自動発払機2台と32台のモニターが供えられて250人が収容できる。

 内覧会には北海道農政部競馬事業室の笠原鉄也室長や日高振興局の森友秀副局長、北海道軽種馬振興公社の三輪茂理事長ら約60人が出席。完成を祝った。

 笠原室長は「これまで、手狭な環境で大変多くの競馬ファンの方々にご迷惑をおかけしましたが、今回、中央競馬との相互発売を機に、施設整備を行うことができました。今後は、この施設をたくさんの方々に使っていただくように努力することが大切」とあいさつし「この場所を地域のイベントや地域住民の方々の交流の場としてほしい」と語った。

 この日は、オープニングイベントとして、先着50人に紅白まんじゅうと競馬新聞をプレゼントするサービスを実施。南関東の浦和競馬ということもあって、午前10時の発売開始前から熱心な馬券ファンら来場。「新しいからきれいだし、ゆったりしたスぺースで気持ちがよい」などと感想を述べながら、馬券を楽しんだ。

 今シーズンのホッカイドウ競馬は、8月8日現在で約62億5200万円余りの売上を記録。前年比118%(計画対比107.5%)を記録。赤字体質からの脱却、収支均衡へ順調に売り上げを伸ばしている。

 なお、Aiba浦河では2013年度(2014年3月)までに、ホッカイドウ競馬、他の地方競馬、中央競馬あわせて3億3000万円あまりを計画している。