軽種馬育成調教センターで育成調教技術者養成研修の体験入学会が行われる
7月30日、浦河町西舎の軽種馬育成調教センター日高事業所において、「育成調教技術者養成研修」の第1回体験入学会が行われた。
育成調教技術者養成研修は世界に通用する強い馬づくりを担う育成調教技術者を養成することを目的にしたもの。1992年に開講して以来これまでに422名が研修を修了している。修了生の就職率は100%を誇り、その後、育成牧場主として独立した者、JRAの厩務員に進んだ者、育成牧場の場長、マネージャー、主任として活躍する者など、サークル内外から高い評価を得ている。
第1回体験入学会には福岡県、兵庫県、京都府、富山県、東京都、千葉県、埼玉県、福島県から集まった14歳から22歳の男女11名が参加。牧場就業促進事務局が主催した昨年の「牧場で働こうフェアin東京競馬場」でこの研修の存在を知り、ホースマンを志したという参加者もいた。
早朝から始まった体験入学会では、教官が研修の内容や競馬サークルの現状、研修施設などについて説明。続いて今年4月に開講した「第31期育成調教技術者養成研修」の研修風景を見学し、研修のイメージをつかんだ。
午後からはホースシミュレーターを使って調教騎乗を体験。前後上下に激しく動く模擬馬に跨り、正しい騎乗姿勢や手綱の握り方、馬を制御する方法を学んだ。
軽種馬育成調教センター育成調教技術者養成研修の体験入学会はこの後、8月21日、9月12日にも実施。軽種馬育成調教センター日高事業所では「阪神・中京・東京競馬場で開催したBOKJOBフェアでのBTCのブースには多くの方に足を運んでいただきました。体験入学会はあと2回ありますが、9月は飛行機代も安くなるので興味のある方はぜひ参加してほしいですね」と話していた。
来年4月に開講を予定している「育成調教技術者養成研修」の第32期生は、8月1日から10月18日までが願書受付期間。体験入学会、育成調教技術者養成研修の詳細は下記までお問い合わせください。
●体験入学会
公益財団法人 軽種馬育成調教センター日高事業所 技術普及課 教育係
〒057-0171
北海道浦河郡浦河町字西舎528
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FAX:0146-28-1003
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