馬産地ニュース

苫小牧・千歳発着「グランシャリオナイター観戦ツアー」が行われる

  • 2013年08月08日
  • 2台の大型観光バスで門別競馬場に到着したツアー一行
    2台の大型観光バスで門別競馬場に到着したツアー一行
  • 夕食は門別競馬場名物のとねっこジンギスカン
    夕食は門別競馬場名物のとねっこジンギスカン
  • ユーモアを交えながら予想を披露する古谷剛彦さん
    ユーモアを交えながら予想を披露する古谷剛彦さん
  • 協賛レースの関係者を交えて記念撮影
    協賛レースの関係者を交えて記念撮影

 8月7日、ホッカイドウ競馬のグランシャリオナイターが開催されている門別競馬場において、胆振軽種馬農業協同組合中・西部振興会(徳武英介会長)の主催による「ホッカイドウ競馬グランシャリオナイター観戦ツアー」が行われた。

 このツアーは普段門別競馬場に足を運べないファンやホッカイドウ競馬が初めてという人に、ナイトレースを生で楽しんでもらおうというもの。2009年から毎年実施しており、ホッカイドウ競馬の新規ファン獲得に大きく寄与している。

 今年は苫小牧発着と千歳発着の2つのコースを用意。地元新聞やホッカイドウ競馬公式ホームページなどで参加を呼びかけたところ、苫小牧や千歳からだけでなく、室蘭や横浜からも申し込みがあり、総勢50名でのツアーとなった。なかにはこの日所有馬がレースに出走する馬主、3年連続で参加のリピーターもいたという。

 ツアー一行は2台の大型観光バスに揺られ、午後4時過ぎに門別競馬場に到着。ツアー主催者は競馬専門紙を参加者全員に配布し、ビギナーには馬券の買い方や種類、ホッカイドウ競馬の魅力や特色をレクチャーし、親切にサポートした。

 ツアーの夕食は門別競馬場の名物、とねっこジンギスカンで舌鼓。ジンギスカン会場にはグリーンチャンネルの「馬産地通信」、「日曜レース展望 KEIBAコンシェルジュ」、「グリーンチャンネル地方競馬中継」、楽天競馬スペシャルアドバイザー、ホッカイドウ競馬のパドック・レース解説などで活躍する古谷剛彦さんが駆けつけ、自信の予想を軽妙なトークで披露してツアー参加者を喜ばせた。

 この日は第10競走で協賛レースとして「胆振軽種馬農業協同組合中・西部振興会協賛 ナイター競馬ほのぼの観戦ツアー賞」を実施。表彰式ではツアー参加者の中から選ばれた苫小牧市から参加の鈴木貴子さんがプレゼンターを務め、優勝したマヤノポルカの馬主や調教師、騎手に賞品を贈呈した。鈴木さんは関係者と一緒に口取り写真や記念撮影にも参加。大役を終えると「緊張しましたが楽しかったです」と笑顔で話していた。

 ツアー参加者はこのあと、最終レースに行われた2歳重賞「第7回ブリーダーズゴールドジュニアカップ」までレースを満喫して、午後10時過ぎに苫小牧・千歳に到着。ツアーを主催した胆振軽種馬農業協同組合中・西部振興会では「皆さん、とても満足されていましたが、もっとレースと楽しみたいのでスタート時間を早くしてほしいといった前向きな要望もありましたので、来年は参加者により喜んでいただけるようなツアーを考えていきたいと思います」と振り返っていた。