静内でホッカイドウ競馬「Aiba祭」が行われる
5月8日夜、新ひだか町静内のさくらセレモニーホールにおいて、今年最初の「Aiba祭」が行われた。
「Aiba祭」はホッカイドウ競馬の応援するイベント。新ひだか町や新冠町、静内や三石、新冠町の農業協同組合、日高軽種馬農業協同組合などで組織するホッカイドウ競馬支援事業実行委員会(酒井芳秀委員長)が主催している。
会場となったさくらセレモニーホールは、今年3月に移転リニューアルオープンしたAiba静内と目と鼻の先。今まで以上に馬券が買いやすくなったこともあり、当日は地元の競馬ファンや牧場関係者など約300名が集まった。
この日の門別競馬場では「Aiba祭」の開催に合わせて10レースで「Aiba静内祭(まつり)特別」を実施。会場では豪華家電製品や静内産米の「万馬券」、ガソリン給油券、海産物などが当たる大抽選会で盛り上がった。
会場前には焼きそばや手打ち山菜そば、焼き鳥などの屋台も出店。集まったファンはビール片手にホッカイドウ競馬を楽しんだ。
「Aiba祭」に駆けつけた実行委員長の酒井芳秀新ひだか町長は「今年もAiba祭を盛り上げて、ホッカイドウ競馬を応援していきましょう」と挨拶。町内から参加した男性は「周りにつられていつもよりついつい買い過ぎてしまうね」とAiba静内と会場の間を何度も往復していた。
「Aiba祭」の効果もあってこの日のAiba静内の売り上げは、計画比286.28%の231万6000円を記録。ホッカイドウ競馬全体の売り上げも計画比100.95%の1億8376万8200円となり目標を達成した。
「Aiba祭」は11月まで毎月1回の合計7回開催。今後は6月5日、7月10日、8月7日、9月10日、10月9日、11月6日を予定している。