2013「九州トレーニングセール」が開催~南九州案内所
5月7日(火)、JRA宮崎育成牧場で九州軽種馬協会が主催する「九州トレーニングセール」が開催された。
初夏を思わせる様な日差しの中、地元で生産された九州産馬10頭を中心に合計14頭(牡5頭、牝9頭)が上場した。
午前10時から騎乗供覧がスタートし、佐賀競馬のジョッキー5名が参加してセールを盛り上げた。
騎乗供覧終了後、比較展示が行われ、購買関係者は熱心に馬体や肢元の状態、歩様をチェックしてせりに備えた。
午後1時よりせりがスタートし、冒頭、柏木務九州軽種馬協会会長は「本年も多くの皆様にご参加いただきましたことに対し、心よりお礼申し上げます。当市場には地元で生産された九州産馬が多く上場しており、九州産馬限定競走の出走資格を有しております。九州産馬限定競走はJRAと佐賀競馬で合計12競走施行される予定で大変魅力のあるものとなっております。我々九州の生産者は伝統ある軽種馬生産の灯火を絶やさないよう、一人一人が前向きの姿勢で軽種馬生産に取り組んでいます。販売申込者(生産者)の意をお汲み取り頂き、最後まで精一杯のご購買を賜りますようお願い申しあげます。」と挨拶した。
せりの結果は売却頭数6頭(牡2頭、牝4頭)で売却率は42.9%、売却総額は1,501万5,000円(税込)、平均価格は250万2,500円(税込)。
最高価格馬は、No.1ヒカルフリートの2011(牡、父パイロ)で420万円(税込)。牝の最高価格馬は、No.15ゴールドバニーの2011(父ストラヴィンスキー)で273万円(税込)で取引された。
せりの詳細結果につきましては、JBIS-Searchをご覧ください。
http://www.jbis.or.jp/seri/2013/12F1/