馬産地ニュース

新冠町の優駿記念館が営業スタート

  • 2013年04月22日
  • 新冠町の優駿記念館
    新冠町の優駿記念館
  • オグリキャップ像のある優駿メモリアルパークと隣接する
    オグリキャップ像のある優駿メモリアルパークと隣接する
  • 新商品のメモホルダーとストラップ
    新商品のメモホルダーとストラップ
  • 展示コーナーにはファン、関係者からの品が盛りだくさん
    展示コーナーにはファン、関係者からの品が盛りだくさん
  • 軽食・喫茶コーナーの新メニュー「ワッフルのアイスクリーム添え」
    軽食・喫茶コーナーの新メニュー「ワッフルのアイスクリーム添え」

 名馬オグリキャップの功績を称え、様々な展示物を公開する「優駿記念館」(新冠町朝日)が観光シーズン本格化に合わせて、今年の営業を開始した。

 同施設は新冠町の優駿スタリオンステーションの隣りに構え、オグリキャップ像のある優駿メモリアルパークとつながっている。

 昨年に続き、今年の営業も4月中旬~10月末までとし、期間中は無休。営業時間は午前10時~午後4時。同施設が誇るオグリキャップに関する展示コーナーでは、同馬が着用していた馬服や頭絡、蹄鉄、ゼッケン、優勝レイ等が飾られている。また、ファンからのメッセージや寄せ書き、千羽鶴、種牡馬時代の写真も数多く掲示されている。

 軽食・喫茶コーナーでは地元産食材を使ったカレーライスや中華丼、新メニューのワッフルのアイスクリーム添え等を用意し、テーブル席からはかつてオグリキャップがいた放牧地が見える。また、中央モニターでは現役時代のレースVTRを流し、大川和彦、杉本清アナウンサーらの名実況に乗せて、イナリワン、スーパークリーク、タマモクロス、メジロライアン、バンブーメモリー、ヤエノムテキといったライバルたちが画面に登場。来場者を90年代競馬ブームにタイムスリップさせている。

 物販コーナーも充実しており、人気のオグリキャップ・クリアファイルやストラップ、優駿スタリオンステーション繋養種牡馬のキャップ、マグカップ、クオカード、オーディオスピーカー等、多彩な商品を陳列している。おしなべて同施設でしか手に入らない魅力商品が多いことから、馬産地土産を求めるニーズに応えるスポットとしても、にぎわっていくだろう。