馬産地ニュース

JRAの平成25年度産地馬体検査第1回北海道地区3日目が行われる

  • 2013年04月18日
  • 会場にずらりと並んだ8頭積みの馬運車
    会場にずらりと並んだ8頭積みの馬運車
  • 産地馬体検査の取材に集まった取材陣
    産地馬体検査の取材に集まった取材陣
  • 検査会場となった北海道ホルスタイン協会家畜市場
    検査会場となった北海道ホルスタイン協会家畜市場
  • 2012年JRA年度代表馬ジェンティルドンナの半弟(父ゼンノロブロイ)
    2012年JRA年度代表馬ジェンティルドンナの半弟(父ゼンノロブロイ)
  • 2007年菊花賞馬アサクサキングスの半弟、父は2歳新種牡馬のコンデュイット
    2007年菊花賞馬アサクサキングスの半弟、父は2歳新種牡馬のコンデュイット
  • 2009年京成杯オータムH(G3)勝ち馬ザレマの長男(父チチカステナンゴ)
    2009年京成杯オータムH(G3)勝ち馬ザレマの長男(父チチカステナンゴ)

 4月18日、安平町早来の北海道ホルスタイン協会家畜市場において、第1回北海道地区の平成25年度産地馬体検査第3日目が行われた。

 会場となる北海道ホルスタイン協会家畜市場は道内最大級の和牛専門市場。第1回北海道地区の3、4日目の2日間だけ産地馬体検査の会場として利用される。

 毎年、3日目には社台グループ生産の牡馬が、4日目には牝馬が数多く受検することで知られている。昨年の3日目には、今年の皐月賞(G1)を制したロゴタイプ、3着のコディーノ、4着のカミノタサハラ、5着のタマモベストプレイといった皐月賞上位組や京成杯(G3)優勝馬のフェイムゲーム、若駒Sを勝ったレッドルーラー、札幌2歳S(G3)2着のラウンドワールドなどが姿を見せていた。

 この日は約120頭が集結。昨年のJRA年度代表馬ジェンティルドンナの半弟(父ゼンノロブロイ)、2007年の菊花賞馬アサクサキングスの半弟(父コンデュイット)、2007年のヴィクトリアマイル(Jpn1)勝ち馬コイウタの半弟(父ディープインパクト)、今年のきさらぎ賞(G3)を勝ち、皐月賞(G1)でも5着になったタマモベストプレイの全弟(父フジキセキ)、2011年の毎日王冠(G2)を制するなど重賞戦線で活躍するダークシャドウの半弟(父ネオユニヴァース)、2011年、2012年の阪神C(G2)連覇するなど阪神芝1400mのスペシャリストとして鳴らすサンカルロの全弟(父シンボリクリスエス)といった重賞勝ち馬の兄弟やJRA2歳女王スティンガーの7番仔(牡、父チチカステナンゴ)、2008年のマイルチャンピオンシップ(G1)優勝馬ブルーメンブラットの次男(父チチカステナンゴ)、2009年の京成杯オータムH(G3)勝ち馬ザレマの初仔(牡、父チチカステナンゴ)、2006年の福島牝馬S(G3)勝ち馬ロフティーエイムの3番仔(牡、父シンボリクリスエス)などの重賞勝ち馬の産駒が注目を集めていた。

 第1回北海道地区の平成25年度産地馬体検査の最終日となる19日は社台グループの牝馬を中心に約100頭が受検予定。会場の設定やサポートに奔走していた胆振軽種馬農業協同組合の職員は「皆様のご協力によりスムーズに進行できました。明日が最後となりますが、このまま大きなトラブルもなく終わることを願っています。そして、検査を受けた馬の中から来年も活躍馬が出てくれれば嬉しいですね」と話していた。