Aiba静内がリニューアルオープン
3月18日、新ひだか町静内のホッカイドウ競馬静内場外発売所「Aiba(アイバ)静内」が、待望のリニューアルオープンを迎えた。
Aiba静内はホッカイドウ競馬初のミニ場外発売所として平成13年9月に、町内の商業施設内に開所。長年、地元の競馬ファンに親しまれていたが、商業施設の再開発に伴い、平成24年度のホッカイドウ競馬閉幕を持って休止していた。
生まれ変わったAiba静内は、旧施設に近い商業店舗跡と土地を、北海道軽種馬振興公社が購入して改築。施設面積は606.7㎡、フロアーは約100坪で収容人数は200名。無料駐車場は150台確保した。場内モニターは32台設置し、発売窓口は自動発売機6台、自動発売払戻機2台を設置。客席は132席あり、ロビーチェア80席、テーブル席52席を用意し、ゆったりレースが観戦できるようになっている。
リニューアルオープン前には関係者を招いて内覧会を実施。大野克之北海道農政部競馬事業室参事は「いままでのAibaは手狭で皆様にご迷惑をおかけしてましたが、今回このような立派な施設が完成して嬉しく思っています。23日からはJRAの馬券発売も開始します。これからは馬産地の中心のAibaとして、皆様から親しんでいただけるような人気のある施設になるようご支援願います」とリニューアルを祝った。
午前10時のオープン前にはリニューアルを待ち望んだ熱心な競馬ファンが行列。先着100名にはオープニングサービスとして競馬新聞とボックスティッシュがプレゼントされた。この日は南関東の浦和競馬、帯広のばんえい競馬、広島県の福山競馬の馬券を発売。来場者は今までのAibaより5倍ほど広くなった場内で、ゆっくりと競馬を楽しんでいた。
Aiba静内ではホッカイドウ競馬を全日程の80日間、他の地方競馬は281日間、JRAは105日間を通年で発売。ホッカイドウ競馬は約7100万円、他の地方競馬は約2億600万円、JRAは約5億3600万円の発売を見込んでいる。