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ウオッカの長男到着

  • 落ち着いて歩く“長男”
    落ち着いて歩く“長男”
  • 大勢の報道陣に囲まれても余裕の表情
    大勢の報道陣に囲まれても余裕の表情
  • 顔付はまだ幼さを残す
    顔付はまだ幼さを残す
  • 540キロの雄大な馬格
    540キロの雄大な馬格

 G1・Jpn1 7勝をあげ、現在愛国ギルタウンスタッドで繁殖生活を送っている女傑ウオッカの初仔(牡1歳、父シーザスターズ)が日本に到着。19日、繋養されている浦河町の吉澤ステーブルで報道陣にお披露目された。

 ウオッカの“長男”は2011年5月2日に誕生。父は09年の英ダービー(G1)、凱旋門賞(G1)などを制したシーザスターズ。アイルランドから英国、オランダを経由して10月31日に来日。2週間の入国検疫を経て、13日に北海道入りした。

 迎えた吉澤ステーブルの広島剛場長は「540キロという馬体の雄大さにまず驚きました。注目されるとは思いますが特別扱いせず、角居調教師と相談しながら無事に競馬場へ送り出したい」と語った。

 ウオッカは父タニノギムレット、母タニノシスター、母の父ルションという血統。2006年10月の新馬戦でデビュー勝ちを収めると、同年阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)で最初のG1制覇。翌07年は桜花賞(Jpn1)2着の後日本ダービー(Jpn1)へ照準を定め史上3頭目、64年振りのダービー牝馬に輝いた。08年は安田記念(G1)、天皇賞(秋)(G1)の2つのG1勝利をあげ年度代表馬に選出。09年になっても勢いは衰えず、ヴィクトリアマイル(G1)勝利から安田記念(G1)を連覇、3度目の挑戦となるジャパンC(G1)を優勝し、再び年度代表馬に選出された。競走成績は22戦10勝、海外4戦。総獲得賞金は13億487.6万円。

 最後のレースとなったアルマクトゥームチャレンジR3(G2)出走後日本へは戻らず、そのまま愛国へ渡ったウオッカ。すでに2番仔となる父シーザスターズの牝馬も誕生しており、母の面影を受け継いだ産駒たちがターフに戻って来る日が待ち遠しい。