馬産地ニュース

平成24年度軽種馬後継者研修修了式が行われる

  • 2012年11月19日
  • 研修所講義室で行われた修了式
    研修所講義室で行われた修了式
  • 中西信吾場長から修了証書が授与された
    中西信吾場長から修了証書が授与された
  • 研修生を代表して謝辞を述べる大川翼さん
    研修生を代表して謝辞を述べる大川翼さん
  • 晴れやかな表情で記念写真に収まる関係者
    晴れやかな表情で記念写真に収まる関係者

 11月16日、新ひだか町の日本軽種馬協会静内種馬場研修所講義室において、平成24年度軽種馬後継者研修の修了式が行われた。

 この研修は日本軽種馬協会会員の家族や従業員を対象に、10日間の研修で軽種馬生産に必要な知識や扱い、乗馬の基礎などを学ぶもの。今年は11月5日に開講し、日高管内の牧場から男性7名、女性4名の11名が受講していた。

 修了式では研修を見守ってきた中西信吾場長が、11名一人一人に修了証書を授与。「今回の研修で馬にはじめて乗る方もいましたが、最後の授業では上手に乗っていたので良かったと思いました。馬に乗ることで、より馬のことが理解できるようになると思います。この経験を生かして、これからも走る馬、丈夫な馬をつくるよう心がけてください」と労をねぎらった。

 最後に研修生を代表してダーレー・ジャパン・ファームから受講した大川翼さんが謝辞。「研修では普段学べないような貴重な話を聞くことができ、とても勉強になりました。また、乗馬を通して馬への理解を深めることができたと感じています。牧場に戻って明日からこの経験を十分に生かせるよう、また、日高の生産界の力になれるよう努力していきたいと思います」と充実した研修期間を振り返った。

 修了式の後は関係者を交えての記念撮影。開講式のときの固かった表情も取れ、皆笑顔でカメラに収まっていた。