馬産地ニュース

ライディングヒルズ静内で障がい者乗馬大会が行われる

  • 2012年10月19日
  • 障がい者乗馬大会が行なわれた「ライディングヒルズ静内」
    障がい者乗馬大会が行なわれた「ライディングヒルズ静内」
  • 開会式で挨拶する広奥大会実行委員長
    開会式で挨拶する広奥大会実行委員長
  • 約20名が参加した「第3回ライディングヒルズ静内障がい者乗馬大会」
    約20名が参加した「第3回ライディングヒルズ静内障がい者乗馬大会」
  • 参加者はサポートを受けながら競技に取り組んだ
    参加者はサポートを受けながら競技に取り組んだ

   10月13、14日、新ひだか町の乗馬施設「ライディングヒルズ静内」において、「第3回ライディングヒルズ静内障がい者乗馬大会」が行われた。

   この乗馬大会は障がいを持つ人に馬と触れ合うことの素晴らしさ、乗馬の楽しさを感じてもらうと同時に、新ひだか町の教育、社会における障がい者福祉への更なる理解を深め、介助・サポート資質の向上を図るもの。ライディングヒルズ静内障がい者乗馬大会実行委員会の主催で、新ひだか町、新ひだか町教育委員会、新ひだか町社会福祉協議会などが協力し、2年ぶりに開催された。

   13日は障がい者乗馬インストラクターで大会審判長を務めた太田恵美子さんら3人によるボランティア講習と乗馬クリニックを実施。欧米では障がい者たちのリハビリとして定着している障がい者乗馬の歴史や効用、介助する上での注意点などを学んだ。

   14日には日高管内や北海道内、本州から約20名の障がい者が参加して「ジムカーナ」、「玉入れ」、「スラローム」などの競技を実施。参加者はボランティアスタッフの介助を受けながら、懸命に競技に取り組んだ。

   大会には北海道静内農業高等学校や北海道大学の生徒たちもスタッフとして参加。アナウンスや時計記録、記録集計などを率先的に手伝った。