「沙流ユーカラ街道」バスツアーが行われる
9月20日、「沙流ユーカラ街道」無料シャトルバスツアーの一行が、グランシャリオナイター開催中の門別競馬場でホッカイドウ競馬を楽しんだ。
この無料シャトルバスツアーは、日高町・平取町の行政・経済団体により構成される「沙流ユーカラ街道活性化協議会」が主催。「沙流ユーカラ街道」とは、日高管内を南北に縦断する国道237号につけられた愛称で、日高町富川の国道235号との交差点から日高町宮下町の国道274号との交差点までのことをいう。
ツアーは日高町(門別・日高地区)と平取町の地域活性化が目的。札幌駅北口を発着とし、9月17日から11月中旬まで行われる。アイヌ文化の継承が活発な地域として知られている平取町二風谷や、豊かな自然や日本有数の馬産地である日高町門別の魅力を堪能できるもので、日帰り・1泊2日など5種類のコースが設定されている。
この日、門別競馬場を訪れたのは「沙流川の歴史文化と馬産地日高を訪ねる旅~ニシパの恋人コース~」の一行。午前8時30分に札幌駅を出発した参加者は、日高町立門別図書館郷土資料館や沙流さけ・ますふ化場、二風谷アイヌ文化施設、初午祭「矢刺しの神事」で知られる義経神社などを見学。平取町の食材をふんだんに使用した「ニシパの恋人ランチ」を堪能したあと門別競馬場に足を踏み入れた。
門別競馬場では競馬場を管理する北海道軽種馬振興公社職員の説明を受けながら場内を見学。人と馬の距離が近いパドックでは目の前を通り過ぎる競走馬に感激したり、カクテルライトに照らされるナイトレースに歓声を上げていた。
ツアーに関する詳細は(株)ノーザンクロス 平取事務所(TEL:01457-2-3501 FAX:01457-2-3502)まで。